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豊橋の公立小中学校は通常通り2学期へ

感染の影響を最小限に抑えられるか注目されるタブレット端末を使った授業(文部科学省の公式プロモーション動画より)
感染の影響を最小限に抑えられるか注目されるタブレット端末を使った授業(文部科学省の公式プロモーション動画より)

 豊橋市は、緊急事態宣言に伴う夏休み明けの市立小中学校の対応について、通常通り2学期の授業に入ると発表した。タブレット端末を使った「ギガスクール」が今年度から始まり、自宅への授業動画配信の体制が整ったことで昨年度のような一斉休校を避けられた。
 市内の小中学校では31日から順次、2学期が始まる。緊急事態宣言に合わせて市は、感染の疑いがある場合の登校可否の判断や、登校を見合わせる場合の学習支援についての方針を決めた。
 同居家族に風邪の症状があったり、濃厚接触者になったりした場合は登校させないよう要請した。児童生徒に同様の症状があり、治った場合も1日程度は登校を控えるよう求めた。
 国の方針に沿い、校内で陽性者が出た場合も休業はクラスや学年単位までとし、学校や市内全校を対象にした一斉休校はしない方針だ。
 また、自宅でもタブッレット端末を通じて授業動画配信を受けられるよう支援する。自分や家族の体調不良のほか、感染への不安で登校を望まない場合も利用は可能。学校教育課は「授業での運用はまだないが、動作環境は各校で確認済み。昨年度のような一斉休校で学びの機会が奪われることは避けられる」と説明する。
 市内唯一の私立、桜丘中学校は27日から予定していた2学期を9月1日からにした。6日までの授業は午前中、その後は前週の感染状況などを踏まえて決める。現状ではタブレット端末での授業はないが、感染状況しだいで遠隔授業の実施も考えたいという。
【加藤広宣】

 豊橋市は、緊急事態宣言に伴う夏休み明けの市立小中学校の対応について、通常通り2学期の授業に入ると発表した。タブレット端末を使った「ギガスクール」が今年度から始まり、自宅への授業動画配信の体制が整ったことで昨年度のような一斉休校を避けられた。
 市内の小中学校では31日から順次、2学期が始まる。緊急事態宣言に合わせて市は、感染の疑いがある場合の登校可否の判断や、登校を見合わせる場合の学習支援についての方針を決めた。
 同居家族に風邪の症状があったり、濃厚接触者になったりした場合は登校させないよう要請した。児童生徒に同様の症状があり、治った場合も1日程度は登校を控えるよう求めた。
 国の方針に沿い、校内で陽性者が出た場合も休業はクラスや学年単位までとし、学校や市内全校を対象にした一斉休校はしない方針だ。
 また、自宅でもタブッレット端末を通じて授業動画配信を受けられるよう支援する。自分や家族の体調不良のほか、感染への不安で登校を望まない場合も利用は可能。学校教育課は「授業での運用はまだないが、動作環境は各校で確認済み。昨年度のような一斉休校で学びの機会が奪われることは避けられる」と説明する。
 市内唯一の私立、桜丘中学校は27日から予定していた2学期を9月1日からにした。6日までの授業は午前中、その後は前週の感染状況などを踏まえて決める。現状ではタブレット端末での授業はないが、感染状況しだいで遠隔授業の実施も考えたいという。
【加藤広宣】

感染の影響を最小限に抑えられるか注目されるタブレット端末を使った授業(文部科学省の公式プロモーション動画より)
感染の影響を最小限に抑えられるか注目されるタブレット端末を使った授業(文部科学省の公式プロモーション動画より)

カテゴリー:社会・経済

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