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廃業店舗建材からウクレレ制作 9月3日から豊橋で展示会

カテゴリー:イベント

完成したウクレレを手にする伊達さん㊨と店主=江南市の桃林堂で(提供)
完成したウクレレを手にする伊達さん㊨と店主=江南市の桃林堂で(提供)
和菓子店の「遺品」も展示=水上ビル「冷や水」で
和菓子店の「遺品」も展示=水上ビル「冷や水」で

 休廃業店の建築部材を使ったアートプロジェクトを主宰する美術家、伊達伸明さんの展示会と交流イベント「おみおくり会」が9月3日から、豊橋市駅前大通3の水上ビル「冷や水」で始まる。ウクレレや過去の活動を紹介するパネルを展示。交流イベントでは、2年前に閉店した和菓子店の見送りのダンスをウクレレ演奏とともに披露する。5日まで。
 冷や水を主宰する舞台映像作家の山田晋平さんらが企画した。山田さんは「コロナ禍や不況で休廃業が増えている。終わりは必ず来る。『最後の締めくくり』を前向きに考える機会にしたい」と説明する。
 伊達さんは大阪府在住の美術家。全国各地の取り壊される建物の部材を使ったウクレレづくりを続けている。閉じて解体される店を見送る儀式として「おみおくりの会」を催す。20年の活動で残したウクレレは80本に上る。
 今回の展示会は、2019年に閉店した江南市の和菓子店「桃林堂」の見送りの品や、過去の作品を紹介。完成したウクレレは餅を蒸す「せいろ」を生かした。他にも餅菓子やまんじゅうに使う金属製の焼き印、タイなどの魚をかたどった木型などの品も展示する。
 交流イベントは4日午後7時から、同じ建物の3階大豊組合集会所で。伊達さんのウクレレ演奏に合わせて、ダンサーで振付師の砂連尾(じゃれお)修さんが創作した「とよとよダンス」を披露する。振り付けは和菓子店で餅をこねる仕草などをイメージしたという。ソフトドリンク1杯付きで定員40人まで。
 展示会場では4、5日の午前11時と午後2時から「お茶会」もある。桃林堂の店主自ら抹茶をたててもてなす。各日先着8人、和菓子付きで300円。
 申し込みは山田さん(090・8566・1673)へ。
【加藤広宣】

 休廃業店の建築部材を使ったアートプロジェクトを主宰する美術家、伊達伸明さんの展示会と交流イベント「おみおくり会」が9月3日から、豊橋市駅前大通3の水上ビル「冷や水」で始まる。ウクレレや過去の活動を紹介するパネルを展示。交流イベントでは、2年前に閉店した和菓子店の見送りのダンスをウクレレ演奏とともに披露する。5日まで。
 冷や水を主宰する舞台映像作家の山田晋平さんらが企画した。山田さんは「コロナ禍や不況で休廃業が増えている。終わりは必ず来る。『最後の締めくくり』を前向きに考える機会にしたい」と説明する。
 伊達さんは大阪府在住の美術家。全国各地の取り壊される建物の部材を使ったウクレレづくりを続けている。閉じて解体される店を見送る儀式として「おみおくりの会」を催す。20年の活動で残したウクレレは80本に上る。
 今回の展示会は、2019年に閉店した江南市の和菓子店「桃林堂」の見送りの品や、過去の作品を紹介。完成したウクレレは餅を蒸す「せいろ」を生かした。他にも餅菓子やまんじゅうに使う金属製の焼き印、タイなどの魚をかたどった木型などの品も展示する。
 交流イベントは4日午後7時から、同じ建物の3階大豊組合集会所で。伊達さんのウクレレ演奏に合わせて、ダンサーで振付師の砂連尾(じゃれお)修さんが創作した「とよとよダンス」を披露する。振り付けは和菓子店で餅をこねる仕草などをイメージしたという。ソフトドリンク1杯付きで定員40人まで。
 展示会場では4、5日の午前11時と午後2時から「お茶会」もある。桃林堂の店主自ら抹茶をたててもてなす。各日先着8人、和菓子付きで300円。
 申し込みは山田さん(090・8566・1673)へ。
【加藤広宣】

完成したウクレレを手にする伊達さん㊨と店主=江南市の桃林堂で(提供)
完成したウクレレを手にする伊達さん㊨と店主=江南市の桃林堂で(提供)
和菓子店の「遺品」も展示=水上ビル「冷や水」で
和菓子店の「遺品」も展示=水上ビル「冷や水」で

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