蒲郡市博物館に「源氏物語」写本など展示
蒲郡市博物館で、コーナー展示「鵜殿氏ゆかりの『源氏物語』と鷲津本興寺の典籍」が開かれている。26日まで。
鵜殿氏は、戦国時代に蒲郡の地を治めていた武士で、神ノ郷町に存在した「上ノ郷城」の城主を務めた。一方で本興寺は静岡県湖西市にある国指定重要文化財の寺院。寺が発展した戦国時代、鵜殿氏や東三河の武士が、寺に寄進をしていた。
博物館は、県立大学が進めていた本興寺の資料調査の成果として「源氏物語」の写本など寺が所有する室町から江戸時代の貴重な書物17点を公開している。源氏物語の「初音」「鈴虫」「早蕨」、「方丈記」の写本や寺の写真を展示、解説パネルを設置した。
本興寺の住職の紹介で訪れた浜松市の太田宗全さん(77)は「写本であっても、なかなか見ることができない貴重な資料だった」と話した。
【林大二朗】
蒲郡市博物館で、コーナー展示「鵜殿氏ゆかりの『源氏物語』と鷲津本興寺の典籍」が開かれている。26日まで。
鵜殿氏は、戦国時代に蒲郡の地を治めていた武士で、神ノ郷町に存在した「上ノ郷城」の城主を務めた。一方で本興寺は静岡県湖西市にある国指定重要文化財の寺院。寺が発展した戦国時代、鵜殿氏や東三河の武士が、寺に寄進をしていた。
博物館は、県立大学が進めていた本興寺の資料調査の成果として「源氏物語」の写本など寺が所有する室町から江戸時代の貴重な書物17点を公開している。源氏物語の「初音」「鈴虫」「早蕨」、「方丈記」の写本や寺の写真を展示、解説パネルを設置した。
本興寺の住職の紹介で訪れた浜松市の太田宗全さん(77)は「写本であっても、なかなか見ることができない貴重な資料だった」と話した。
【林大二朗】