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赤塚山公園で過去最多のネコギギ1047匹繁殖

石の下から顔をのぞかせるネコギギ=ぎょぎょランドで
石の下から顔をのぞかせるネコギギ=ぎょぎょランドで

 豊川市市田町の赤塚山公園は今年も、国の天然記念物で、豊川(とよがわ)に生息するナマズ目ギギ科の「ネコギギ」の繁殖に成功した。園内のぎょぎょランド1階ロビーの水槽で27日まで特別展示している。
 人工繁殖している国交省設楽ダム工事事務所の勧めで始めた繁殖は4年目。初年度は1匹のみだったが、2年目は490匹、昨年度は411匹、今回は過去最多の1047匹の大量繁殖に成功した。繁殖期の6~7月にかけて多数の卵が生まれ、稚魚が順調に生育して体長3㌢ほどまでに大きくなった。
 ネコギギは日本固有種で、三河湾や伊勢湾周辺の河川にしかいない。学術的に珍しく、1977年に国の天然記念物に指定された。ネコのようなひげがあり、捕獲すると「ギーギー」と鳴くことから命名された。夜行性で光を嫌い、日中は物陰に隠れる。成魚になると体長13㌢ほどに大きくなる。
(由本裕貴)

 豊川市市田町の赤塚山公園は今年も、国の天然記念物で、豊川(とよがわ)に生息するナマズ目ギギ科の「ネコギギ」の繁殖に成功した。園内のぎょぎょランド1階ロビーの水槽で27日まで特別展示している。
 人工繁殖している国交省設楽ダム工事事務所の勧めで始めた繁殖は4年目。初年度は1匹のみだったが、2年目は490匹、昨年度は411匹、今回は過去最多の1047匹の大量繁殖に成功した。繁殖期の6~7月にかけて多数の卵が生まれ、稚魚が順調に生育して体長3㌢ほどまでに大きくなった。
 ネコギギは日本固有種で、三河湾や伊勢湾周辺の河川にしかいない。学術的に珍しく、1977年に国の天然記念物に指定された。ネコのようなひげがあり、捕獲すると「ギーギー」と鳴くことから命名された。夜行性で光を嫌い、日中は物陰に隠れる。成魚になると体長13㌢ほどに大きくなる。
(由本裕貴)

石の下から顔をのぞかせるネコギギ=ぎょぎょランドで
石の下から顔をのぞかせるネコギギ=ぎょぎょランドで

カテゴリー:社会・経済

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