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豊橋・チロルの農園が赤ワイン用ぶどう収穫

ワイン用のブドウを摘む参加者ら=豊橋市石巻西川町の「チロルの農園」で
ワイン用のブドウを摘む参加者ら=豊橋市石巻西川町の「チロルの農園」で
収穫したブドウの山
収穫したブドウの山

 豊橋市石巻西川町の「チロルの農園」(岩瀬宏二代表)で11日、赤ワイン醸造用ブドウの収穫があった。ブドウは市内の酒販店を通じて長野県内で醸造され、来年3月頃に産地名を冠した商品となる。
 農園のブドウ畑では3年前から、赤ワイン醸造に適した「マスカット・ベイリーA」を栽培している。森田屋酒店(東脇3)が毎年販売を手掛けており、今年の収穫分は長野県中川村のワイナリーへ委託醸造する。
 この日は早朝から酒販店と取引先の飲食店主らも収穫に加わり、約420㌔を摘み取った。
 農園の近田有哉法さんによると「5月の長雨で収穫を危ぶんだが、粒はしっかりして皮の苦味も少ない。酸味と糖度のバランスもいい」と出来栄えは太鼓判を押す。
 森田屋酒店では農園の畑がある字名「原」にちなんだ商品名を考えている。今回は少量生産のため、豊橋ブランド発信をねらいに販売先は大都市圏の専門店や飲食店が中心という。
 同社の森田浩平営業部長は「日本の気候に合った品種。香り高く、軽い飲み口で親しみやすくなると思う。将来は地元で流通させられたら」と期待する。

将来は地場産ブランドへ

 チロルの農園では、将来的に市内で地場産のワインづくりを目指して栽培品種や醸造所経営などを研究している。
【加藤広宣】

 豊橋市石巻西川町の「チロルの農園」(岩瀬宏二代表)で11日、赤ワイン醸造用ブドウの収穫があった。ブドウは市内の酒販店を通じて長野県内で醸造され、来年3月頃に産地名を冠した商品となる。
 農園のブドウ畑では3年前から、赤ワイン醸造に適した「マスカット・ベイリーA」を栽培している。森田屋酒店(東脇3)が毎年販売を手掛けており、今年の収穫分は長野県中川村のワイナリーへ委託醸造する。
 この日は早朝から酒販店と取引先の飲食店主らも収穫に加わり、約420㌔を摘み取った。
 農園の近田有哉法さんによると「5月の長雨で収穫を危ぶんだが、粒はしっかりして皮の苦味も少ない。酸味と糖度のバランスもいい」と出来栄えは太鼓判を押す。
 森田屋酒店では農園の畑がある字名「原」にちなんだ商品名を考えている。今回は少量生産のため、豊橋ブランド発信をねらいに販売先は大都市圏の専門店や飲食店が中心という。
 同社の森田浩平営業部長は「日本の気候に合った品種。香り高く、軽い飲み口で親しみやすくなると思う。将来は地元で流通させられたら」と期待する。

将来は地場産ブランドへ

 チロルの農園では、将来的に市内で地場産のワインづくりを目指して栽培品種や醸造所経営などを研究している。
【加藤広宣】

ワイン用のブドウを摘む参加者ら=豊橋市石巻西川町の「チロルの農園」で
ワイン用のブドウを摘む参加者ら=豊橋市石巻西川町の「チロルの農園」で
収穫したブドウの山
収穫したブドウの山

カテゴリー:社会・経済

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