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県コロナ宿泊療養施設 蒲郡ホテルで受け入れ開始

蒲郡ホテルの外観=蒲郡市三谷北通2で
蒲郡ホテルの外観=蒲郡市三谷北通2で
入所者が宿泊する部屋
入所者が宿泊する部屋
テープで区切られた通路
テープで区切られた通路

 県は15日、蒲郡市三谷北通2の「蒲郡ホテル」で、新型コロナウイルス検査で陽性となった人のうち、軽症か無症状の人が入る宿泊療養施設の受け入れを始めた。
 県内では6カ所目、東三河では豊川市の豊川グランドホテルに続いて2カ所目になる。8月に感染者が急増したことで地域バランスを考え、安心して宿泊療養施設に入れるようにするため、1カ所しかなかった東三河に開設することにした。
 ホテル1棟を借り上げ、114室のうち88室を療養者の宿泊フロアに使う。残りは資材置き場とスタッフの休憩室に割り当てる。
 入所を希望する人は県が手配した搬送車で直接ホテルに向かい、退所時は家族の自家用車での迎えか搬送車で蒲郡駅まで送り届ける。
 周辺の感染拡大防止対策については、施設内のエリア区分や業務手順で感染症の専門医が指導するなどし、感染が外部に広がらない体制となっている。
 建物の出入り口付近には24時間の警備員を2人配置し、センサーを設置して無断で外出できないようにしている。また、近隣住民に不安を与えないため、ホテル周辺で行動するスタッフは「スタッフ証」を首にかけて、判別できるようにした。
 15日、運用を前に報道関係向けに施設が公開され、担当者が入所者の移動ルートや宿泊部屋、症状が悪化した場合の処置室などを説明した。各部屋の前には食事を乗せる机が置かれ、移動範囲もテープで区切られるなど管理を徹底。入所者の体調管理については健康アプリを使い、体温のチェックなどで健康状態を判断する。
 県感染症対策局感染対策課の岩下浩二担当課長は「東三河エリアで感染が増えてきた場合でも安心して療養施設に入れるよう努めていきます」と話した。
【林大二朗】

 県は15日、蒲郡市三谷北通2の「蒲郡ホテル」で、新型コロナウイルス検査で陽性となった人のうち、軽症か無症状の人が入る宿泊療養施設の受け入れを始めた。
 県内では6カ所目、東三河では豊川市の豊川グランドホテルに続いて2カ所目になる。8月に感染者が急増したことで地域バランスを考え、安心して宿泊療養施設に入れるようにするため、1カ所しかなかった東三河に開設することにした。
 ホテル1棟を借り上げ、114室のうち88室を療養者の宿泊フロアに使う。残りは資材置き場とスタッフの休憩室に割り当てる。
 入所を希望する人は県が手配した搬送車で直接ホテルに向かい、退所時は家族の自家用車での迎えか搬送車で蒲郡駅まで送り届ける。
 周辺の感染拡大防止対策については、施設内のエリア区分や業務手順で感染症の専門医が指導するなどし、感染が外部に広がらない体制となっている。
 建物の出入り口付近には24時間の警備員を2人配置し、センサーを設置して無断で外出できないようにしている。また、近隣住民に不安を与えないため、ホテル周辺で行動するスタッフは「スタッフ証」を首にかけて、判別できるようにした。
 15日、運用を前に報道関係向けに施設が公開され、担当者が入所者の移動ルートや宿泊部屋、症状が悪化した場合の処置室などを説明した。各部屋の前には食事を乗せる机が置かれ、移動範囲もテープで区切られるなど管理を徹底。入所者の体調管理については健康アプリを使い、体温のチェックなどで健康状態を判断する。
 県感染症対策局感染対策課の岩下浩二担当課長は「東三河エリアで感染が増えてきた場合でも安心して療養施設に入れるよう努めていきます」と話した。
【林大二朗】

蒲郡ホテルの外観=蒲郡市三谷北通2で
蒲郡ホテルの外観=蒲郡市三谷北通2で
入所者が宿泊する部屋
入所者が宿泊する部屋
テープで区切られた通路
テープで区切られた通路

カテゴリー:社会・経済

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