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離乳食だしがCF好調で11月商品化

イクメンパパの心もつかむ本格志向の「ちょこっとおだし」
イクメンパパの心もつかむ本格志向の「ちょこっとおだし」
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 新型コロナウイルス禍を新たな商機にと、昆布卸の老舗「ヤマヒコ」(豊川市御津町)がクラウドファンディング(CF)で試験的に販売する離乳食用だし調味料「ちょこっとおだし」が好評だ。開始2日で目標額を大幅に超えた。コロナ禍で在宅勤務が増え、家事に目覚めた男性や家事負担が増した主婦の心をつかんだようだ。
 離乳食で悩む母親の声を基に、自社の昆布を生かした「ぱくぱくおだし」シリーズの第5弾として開発した。必要量を調整でき、水で溶かして電子レンジで温め、こせば出来上がり。
 カツオの配合は3割と多め。原料のみの無添加で塩分を抑えた。カツオの風味を引き立て食欲をそそり、豊かな味覚を育むのにも役立つと評判だ。だし殻は、おにぎりなどの具材に使え、食品廃棄もない。
 新型コロナ禍での新たな需要を見込んで開発に乗り出し、8月21日にCFサイト「キャンプファイヤー」へ出品。販売目標を9月末までに10万円としたが、わずか2日で2倍を超えた。
 販売担当で同社「昆布スペシャリスト」の高澤敦子さんによると、離乳食市場はレトルト商品の相次ぐ参入で過当競争に陥っている。そこへ創業118年の老舗の伝統、本物志向と、手軽さを兼ねた使いやすさで勝負した。
 高澤さんは「だしは味覚を育む大切な役割を果たす。コロナ禍で台所に立ち始めた『イクメンパパ』からも支持が広がっている」という。
 商品化は11月頃でネット通販を主に、一部地元店でも販売予定。1袋1000円。問い合わせは「ヤマヒコ」(0533・76・3321)へ。
【加藤広宣】

 新型コロナウイルス禍を新たな商機にと、昆布卸の老舗「ヤマヒコ」(豊川市御津町)がクラウドファンディング(CF)で試験的に販売する離乳食用だし調味料「ちょこっとおだし」が好評だ。開始2日で目標額を大幅に超えた。コロナ禍で在宅勤務が増え、家事に目覚めた男性や家事負担が増した主婦の心をつかんだようだ。
 離乳食で悩む母親の声を基に、自社の昆布を生かした「ぱくぱくおだし」シリーズの第5弾として開発した。必要量を調整でき、水で溶かして電子レンジで温め、こせば出来上がり。
 カツオの配合は3割と多め。原料のみの無添加で塩分を抑えた。カツオの風味を引き立て食欲をそそり、豊かな味覚を育むのにも役立つと評判だ。だし殻は、おにぎりなどの具材に使え、食品廃棄もない。
 新型コロナ禍での新たな需要を見込んで開発に乗り出し、8月21日にCFサイト「キャンプファイヤー」へ出品。販売目標を9月末までに10万円としたが、わずか2日で2倍を超えた。
 販売担当で同社「昆布スペシャリスト」の高澤敦子さんによると、離乳食市場はレトルト商品の相次ぐ参入で過当競争に陥っている。そこへ創業118年の老舗の伝統、本物志向と、手軽さを兼ねた使いやすさで勝負した。
 高澤さんは「だしは味覚を育む大切な役割を果たす。コロナ禍で台所に立ち始めた『イクメンパパ』からも支持が広がっている」という。
 商品化は11月頃でネット通販を主に、一部地元店でも販売予定。1袋1000円。問い合わせは「ヤマヒコ」(0533・76・3321)へ。
【加藤広宣】

イクメンパパの心もつかむ本格志向の「ちょこっとおだし」
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カテゴリー:社会・経済

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