コロナ新規陽性者 県内151人、豊橋は4人

　県は21日、１５１人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。緊急事態宣言の期限はは今月30日まで。大村秀章知事はこの日の記者会見で「宣言解除に持っていけると考えている」などと述べた。一方で、解除後も何らかの規制を継続する方針も示した。
　１５１人の内訳は、豊橋市が４人、名古屋市が65人、岡崎市が９人、一宮市が２人、豊田市が22人、その他が49人。
　一方、20日に陽性と発表された１８３人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が４人、田原市が１人だった。豊川市で陽性者の報告がなかったのは約２カ月ぶりという。感染経路不明は１人。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は４６３・４人、陽性率は17・５％、入院患者は８２３・３人、入院患者のうち重症者は73・７人、新規陽性者のうちの高齢者は28・７人。入院患者が「厳重警戒」に下がった。
　20日現在の確保病床入院は７６８人、入院調整は６人、施設入所は５１７人、自宅療養は５８４８人。
【山田一晶】