新城RCが創立50周年式典

　新城ロータリークラブ（佐藤泰惇会長）は15日、新城市の新城文化会館で創立50周年記念式典を開いた。約１２０人が出席し、盛大に半世紀の節目を祝ったほか、記念事業の締めくくりとして同会館前に新たな市民憲章碑を建立して除幕を行った。
　同クラブは１９６７（昭和42）年４月28日に創立。豊橋北ロータリークラブをスポンサーに同年５月24日に加盟承認された。韓国の大邱嶺南ロータリークラブと姉妹協定を結んで86年から中学生の韓国派遣事業を行っている。記念事業は昨年から展開してきた。
　式典で佐藤会長は「会員一堂、奉仕の理想の基本理念を順守して50周年を迎えることができた」などと出席者に向けて感謝の意を述べた。
　来賓の第２７６０地区（愛知県）の服部良男ガバナーは「特色を生かし地域の課題解決に向かって活動を続けて欲しい」と激励したほか、大邱嶺南クラブの趙廷浩会長は「友情がさらに深まり相互のさらなる発展を期待します」と祝辞を述べた。
　記念事業として行われた郷土の偉人岩瀬忠震作文コンクールの表彰式も行われ、会長賞の後藤楓佳さん（豊橋市東陽中１）実行委員長賞の太田あこさん（新城市千郷小５）、忠震会会長賞の関原絹さん（同東郷中１）にそれぞれ表彰状が送られた。
　式典前には同会館前に建立した市民憲章碑のお披露目が行われ、佐藤会長や穂積亮次市長らで除幕した。憲章碑は雲川石を使用し、横２・７㍍、高さ１・３㍍。合併市制10周年の一昨年に制定された市民憲章の文言が刻み込まれた。同市文化協会書道クラブの金子華石会長が揮ごうした。（安藤聡）