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豊川八南小で防災キャンプ

テントを組み立てる参加者=豊川八南小で防災キャンプで
テントを組み立てる参加者=豊川八南小で防災キャンプで
完成したテントの中の親子
完成したテントの中の親子

 「八南小おやじの会」は16日、豊川市立八南小学校で防災を体験して学ぶ「学校に泊まろう(防災キャンプ)」を開いた。児童と保護者計約110人が参加した。
 会は八南小校区の保護者有志でつくる。2018年から防災力の向上と地域のつながりの強化を目的に、学校の体育館で避難生活の体験会を開いている。
 おやじの会と小学校、八南連区の三者が連携し、新型コロナウイルス対策で「密」を避け、校庭で生活できるテント45張りなどを使って感染対策と防災を学んだ。市の市民協働推進事業補助金を活用した。
 午後3時半にオリエンテーションが始まり、おやじの会の酒井康正会長は「新型コロナでも災害は待ってくれません」と話した。竹本幸夫市長も激励に訪れた。
 参加者は校庭でテントを組み立てた。児童は親と一緒にペグをハンマーで打ち付けて地面に固定した。完成したテントに入って喜んだりくつろいだりして過ごした。
 学校職員らは、町内会自主防災会のメンバーからマンホールトイレの設置方法を学んだ。市防災ドローン航空隊によるドローンの飛行訓練では、児童らが操縦者の操作画面に写し出された市内の町並みを見て驚いていた。
 参加した児童は「テントを組み立てるのが楽しかった」と話した。保護者の中村泰治さんは「地域コミュニティーが一つになれたと思います」と振り返った。
【林大二朗】

 「八南小おやじの会」は16日、豊川市立八南小学校で防災を体験して学ぶ「学校に泊まろう(防災キャンプ)」を開いた。児童と保護者計約110人が参加した。
 会は八南小校区の保護者有志でつくる。2018年から防災力の向上と地域のつながりの強化を目的に、学校の体育館で避難生活の体験会を開いている。
 おやじの会と小学校、八南連区の三者が連携し、新型コロナウイルス対策で「密」を避け、校庭で生活できるテント45張りなどを使って感染対策と防災を学んだ。市の市民協働推進事業補助金を活用した。
 午後3時半にオリエンテーションが始まり、おやじの会の酒井康正会長は「新型コロナでも災害は待ってくれません」と話した。竹本幸夫市長も激励に訪れた。
 参加者は校庭でテントを組み立てた。児童は親と一緒にペグをハンマーで打ち付けて地面に固定した。完成したテントに入って喜んだりくつろいだりして過ごした。
 学校職員らは、町内会自主防災会のメンバーからマンホールトイレの設置方法を学んだ。市防災ドローン航空隊によるドローンの飛行訓練では、児童らが操縦者の操作画面に写し出された市内の町並みを見て驚いていた。
 参加した児童は「テントを組み立てるのが楽しかった」と話した。保護者の中村泰治さんは「地域コミュニティーが一つになれたと思います」と振り返った。
【林大二朗】

テントを組み立てる参加者=豊川八南小で防災キャンプで
テントを組み立てる参加者=豊川八南小で防災キャンプで
完成したテントの中の親子
完成したテントの中の親子

カテゴリー:社会・経済

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