文字の大きさ

豊橋で開所式「聴覚・ろう重複センターそら」

30人が出席して開かれた「聴覚・ろう重複センターそら」の開所式=豊橋市小浜町で
30人が出席して開かれた「聴覚・ろう重複センターそら」の開所式=豊橋市小浜町で

 聴覚障害のある人、聴覚と他の障害が重複する人たちの活動の場を-と、認定NPOつくし(本部・名古屋市)が設置を進めていた、多機能型事業所「聴覚・ろう重複センターそら」が1日、豊橋市小浜町にオープン。17日、関係者約30人が出席して開所式が開かれた。
 聾学校卒業後の子どもたちの受け入れ場を-と切望する家族らの願いで、第一段階として同市堂坂町に東三河初となる放課後等デイサービス・児童発達支援・日中一時支援「聴覚・ろう重複センター楓」を開設したのが7年前。かねてからの念願だった新事業所の開設が、今回実現した。
 開所式には、鈴木能成・豊橋聾学校長や、本田栄子・さくらピア事務長、支援する豊橋南LC役員ら来賓をはじめ、家族会や利用する仲間、職員らが出席。村上栄子理事長が「地域で大切な拠点として、地域福祉サービスの中で存在感ある場所になる」などとあいさつ、来賓祝辞後は利用する仲間たちが活動紹介や自己紹介をし、出席者から拍手を受けた。
 「そら」はビル1階にあり、建物面積は128・73平方㍍。作業室、多目的室・相談室、事務室、調理室を設けた。東三河におけるろう重複の人たちが通う場として、幅広い年代の聴覚障害に関する相談を含む福祉サービス拠点として運営する。定員20人で、現在は19~37歳の6人が通い、手芸品製作や企業の下請け内職などに携わるほか、各種レクリエーションなど楽しむ。利用時間は月~金、第4土曜の午前9時半~午後4時。
 開所式後は近隣住民や福祉事業所、相談支援員らを対象に内覧会も行われた。問い合わせは「そら」(電話・FAXとも0532・39・7372)へ。  (田中博子)

 聴覚障害のある人、聴覚と他の障害が重複する人たちの活動の場を-と、認定NPOつくし(本部・名古屋市)が設置を進めていた、多機能型事業所「聴覚・ろう重複センターそら」が1日、豊橋市小浜町にオープン。17日、関係者約30人が出席して開所式が開かれた。
 聾学校卒業後の子どもたちの受け入れ場を-と切望する家族らの願いで、第一段階として同市堂坂町に東三河初となる放課後等デイサービス・児童発達支援・日中一時支援「聴覚・ろう重複センター楓」を開設したのが7年前。かねてからの念願だった新事業所の開設が、今回実現した。
 開所式には、鈴木能成・豊橋聾学校長や、本田栄子・さくらピア事務長、支援する豊橋南LC役員ら来賓をはじめ、家族会や利用する仲間、職員らが出席。村上栄子理事長が「地域で大切な拠点として、地域福祉サービスの中で存在感ある場所になる」などとあいさつ、来賓祝辞後は利用する仲間たちが活動紹介や自己紹介をし、出席者から拍手を受けた。
 「そら」はビル1階にあり、建物面積は128・73平方㍍。作業室、多目的室・相談室、事務室、調理室を設けた。東三河におけるろう重複の人たちが通う場として、幅広い年代の聴覚障害に関する相談を含む福祉サービス拠点として運営する。定員20人で、現在は19~37歳の6人が通い、手芸品製作や企業の下請け内職などに携わるほか、各種レクリエーションなど楽しむ。利用時間は月~金、第4土曜の午前9時半~午後4時。
 開所式後は近隣住民や福祉事業所、相談支援員らを対象に内覧会も行われた。問い合わせは「そら」(電話・FAXとも0532・39・7372)へ。  (田中博子)

30人が出席して開かれた「聴覚・ろう重複センターそら」の開所式=豊橋市小浜町で
30人が出席して開かれた「聴覚・ろう重複センターそら」の開所式=豊橋市小浜町で

カテゴリー:地域・教育

 PR

PR