豊橋西LCが創立45周年記念式典

　豊橋西ライオンズクラブ（大野建会長）は１６日夕、ホテルアソシア豊橋で「創立４５周年記念式典」を開き、約１５０人が出席して節目を盛大に祝った。
　大野会長は「超少子高齢化社会に突き進む状況の中で、大切なテーマは福祉。周年事業では福祉分野、中でも障害者福祉に力を入れ、豊橋市くすの木特別支援学校とのサツマイモづくりや、障害者福祉に関する講演会を行いました」とあいさつ。
　小島晃・ＣＮ４５周年記念大会委員長は「ライオンズクラブがシカゴで結成され今年でちょうど１００年。奉仕の在り方も転換点を迎え、クラブ員で考え、学習し、地域から世界を考えることが重要になっている。記念事業もクラブ員で考え今の時代にあった活動を行いました」と述べた。
　４５周年事業では、くすの木特別支援学校との交流、元厚労省援護局長の岡田太造氏を講師に招いた福祉講演会をはじめ、クラブ創設当時から行っている豊橋市小・中学生話し方大会、今年で１２回目となる東南アジアへの車イスの寄付などを展開した。
　また４年前の第４１回話し方大会で動物の殺処分をテーマにした「７８円の命」を発表した豊橋東高校２年・谷山千華さんに感謝状を贈った。７８円の命はその後、本になり話題を呼んだ。
　同クラブは１９７１（昭和４６）年創立。地域の企業経営者らが会員となり、奉仕活動を積極的に展開している。（竹下貴信）