映画「マリッジカウンセラー」 前田監督が豊川ロケを振り返る
2日に始まったハートフルコメディー映画「マリッジカウンセラー」の撮影は、大詰めを迎えつつある。街頭でのロケを目撃した人もいるはずだ。監督の前田直樹さん(44)が21日、東愛知新聞などのインタビューに応じ、当地での3週間を振り返った。
豊川市出身の渡辺いっけいさんらが主演する結婚相談所と仲人を描くストーリー。2日にクランクインし、豊川市を中心に、蒲郡、豊橋など県内6市でロケが続く。
前田さんによると、天気に恵まれたおかげで、予定通りに撮影が進んでいる。豊川市内のホテルに泊まり込んでおり、あと数日でクランクアップする見込みだ。
当地に来て「空が印象的」と思ったという。また、東京などに比べて時間がゆったりと流れているとも感じた。
同市千両町の古民家が、結婚相談所「とわえもあ」として撮影されている。その姿は「地元にあるものと、自分たちのアイデアが融合してできた。不思議な感覚」と話す。また、1時間で山にも海にも出られる東三河は都市部と自然が絶妙に融合しているとも感じたという。
豊川市などのサポートにも感銘を受けたと話す。イメージを伝えて、ふさわしいロケ地の提案を受ける。エキストラの手配を依頼する。市の協力について「出演者、スタッフ、そして自治体が一緒になって映画を作っていると実感した。地域のいいところを映画で応援したい」と感謝の言葉を述べた。
提供されるロケ弁の費用は豊川市が予算化し、観光協会が提供している。「スタッフは20代から60歳超までいるが、おいしいと評判。バラエティーも豊富で、ボリューミー」と絶賛した。
仲人見習いの赤羽昭雄を演じる渡辺さんについて「演技に非常にストイックだ」と語る。「赤羽になりきる一方で、常に映画全体を見ていて、助言してくれる」と話した。あるシーンでは、赤羽の「しつこい性格」をより引き立たせるため、リハーサルで当初の予定と違う動きをしてみせ、そのまま採用したという。
撮影終了後は編集に入り、一般公開は来年秋。前田さんは「見た人が『仲人っていいね』と思ってくれるような作品にしたい」と語った。
【山田一晶】
2日に始まったハートフルコメディー映画「マリッジカウンセラー」の撮影は、大詰めを迎えつつある。街頭でのロケを目撃した人もいるはずだ。監督の前田直樹さん(44)が21日、東愛知新聞などのインタビューに応じ、当地での3週間を振り返った。
豊川市出身の渡辺いっけいさんらが主演する結婚相談所と仲人を描くストーリー。2日にクランクインし、豊川市を中心に、蒲郡、豊橋など県内6市でロケが続く。
前田さんによると、天気に恵まれたおかげで、予定通りに撮影が進んでいる。豊川市内のホテルに泊まり込んでおり、あと数日でクランクアップする見込みだ。
当地に来て「空が印象的」と思ったという。また、東京などに比べて時間がゆったりと流れているとも感じた。
同市千両町の古民家が、結婚相談所「とわえもあ」として撮影されている。その姿は「地元にあるものと、自分たちのアイデアが融合してできた。不思議な感覚」と話す。また、1時間で山にも海にも出られる東三河は都市部と自然が絶妙に融合しているとも感じたという。
豊川市などのサポートにも感銘を受けたと話す。イメージを伝えて、ふさわしいロケ地の提案を受ける。エキストラの手配を依頼する。市の協力について「出演者、スタッフ、そして自治体が一緒になって映画を作っていると実感した。地域のいいところを映画で応援したい」と感謝の言葉を述べた。
提供されるロケ弁の費用は豊川市が予算化し、観光協会が提供している。「スタッフは20代から60歳超までいるが、おいしいと評判。バラエティーも豊富で、ボリューミー」と絶賛した。
仲人見習いの赤羽昭雄を演じる渡辺さんについて「演技に非常にストイックだ」と語る。「赤羽になりきる一方で、常に映画全体を見ていて、助言してくれる」と話した。あるシーンでは、赤羽の「しつこい性格」をより引き立たせるため、リハーサルで当初の予定と違う動きをしてみせ、そのまま採用したという。
撮影終了後は編集に入り、一般公開は来年秋。前田さんは「見た人が『仲人っていいね』と思ってくれるような作品にしたい」と語った。
【山田一晶】