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豊橋市長選13日に投開票

 任期満了(16日)による豊橋市長選挙は13日投票、即日開票される。いずれも無所属で、3期目を目指す現職の佐原光一候補(63)=自民、公明、連合愛知豊橋地域協議会推薦=と、新人の共産党東三地区副委員長・串田真吾候補(40)=共産推薦=が争っている。選挙戦も終盤に入り、候補者の訴えも一段と熱を帯びている。
 今回は大きな争点がなく、人口減少に入った中、これからのまちづくりの在り方などが問われる。10日夜には佐原候補が総決起大会に臨み、串田候補は個人演説会。両候補の陣営はラストスパートに入った。
 佐原候補は、あいさつ回りのほか、連日、市内の全域で計画する個人演説会をこなす。各地域の課題や取り組みを説明し、人口減少など社会が変化する中で「新しい社会に対応した土台をつくる」などと訴えている。
 串田候補は、人が集まるスーパー付近や住宅地、街頭などで政策を語り、選挙戦中盤には個人演説会も実施、浸透を図っている。給付型奨学金制度の創設など子育て、若者の支援に取り組む考えをアピールしている。
 投票は13日、65カ所の投票所で行われ、開票作業は午後9時20分ごろから市総合体育館で始まる。
 一方、期日前投票者数は10日まで4日間で4870人。自民・保守系対決となった前回の同時期(6133人)の8割ほどにとどまっている。
 市選挙管理委員会は愛知大学豊橋校舎、豊橋創造大学にも期日前投票所を開設したり、投票を呼び掛けたりしているが、依然として、市長選への関心が高まらない低調ムード。前回の41・16%を下回る懸念の声も出ている。
 2004(平成16)年に「現職対共産」の構図で行われた市長選の投票率は31・25%で過去最低だった。
(中村晋也)

 任期満了(16日)による豊橋市長選挙は13日投票、即日開票される。いずれも無所属で、3期目を目指す現職の佐原光一候補(63)=自民、公明、連合愛知豊橋地域協議会推薦=と、新人の共産党東三地区副委員長・串田真吾候補(40)=共産推薦=が争っている。選挙戦も終盤に入り、候補者の訴えも一段と熱を帯びている。
 今回は大きな争点がなく、人口減少に入った中、これからのまちづくりの在り方などが問われる。10日夜には佐原候補が総決起大会に臨み、串田候補は個人演説会。両候補の陣営はラストスパートに入った。
 佐原候補は、あいさつ回りのほか、連日、市内の全域で計画する個人演説会をこなす。各地域の課題や取り組みを説明し、人口減少など社会が変化する中で「新しい社会に対応した土台をつくる」などと訴えている。
 串田候補は、人が集まるスーパー付近や住宅地、街頭などで政策を語り、選挙戦中盤には個人演説会も実施、浸透を図っている。給付型奨学金制度の創設など子育て、若者の支援に取り組む考えをアピールしている。
 投票は13日、65カ所の投票所で行われ、開票作業は午後9時20分ごろから市総合体育館で始まる。
 一方、期日前投票者数は10日まで4日間で4870人。自民・保守系対決となった前回の同時期(6133人)の8割ほどにとどまっている。
 市選挙管理委員会は愛知大学豊橋校舎、豊橋創造大学にも期日前投票所を開設したり、投票を呼び掛けたりしているが、依然として、市長選への関心が高まらない低調ムード。前回の41・16%を下回る懸念の声も出ている。
 2004(平成16)年に「現職対共産」の構図で行われた市長選の投票率は31・25%で過去最低だった。
(中村晋也)

カテゴリー:政治・行政

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