少年野球の愛知豊橋ボーイズが中日スポーツ杯優勝

　硬式少年野球チーム「愛知豊橋ボーイズ」が10月に岐阜県で開かれた「中日スポーツ杯第16回日本少年野球中日本秋季大会」で初優勝した。
　ボーイズリーグ中日本ブロックの大会。「北陸」「福井」「静岡」「愛知県東」「愛知県中央」「愛知県西」「岐阜」「三重」の８支部からなっている。
　豊橋Ｂは１回戦で三好東郷Ｂと対戦。初回に３点を先制したが、その裏に四球と連打で逆転を許した。リリーフが後続を抑え、四回に逆転した。２回戦の小松Ｂ戦も先制しながらシーソーゲームとなり、最終回の加点で逃げ切った。
　嫌な流れが変わったのは３回戦の愛知瀬戸Ｂ戦。１回戦で打たれた高橋投手が零封の好投、打線も一回に10点を奪い、四回コールド勝ちした。
　準決勝の相手は愛知名港Ｂ。先制されたものの六回に阿部主将の適時打で逆転勝利。決勝の四日市Ｂ戦は三回に打者11人の猛攻で一挙６点を奪って快勝、見事に優勝した。最優秀選手には田原市立田原東部中学校２年の仲谷成真内野手が、優秀選手には豊橋市立中部中学校２年の松井蓮太郎捕手が選ばれた。
　中野哲伸監督は「３回戦からは投手陣も安定し、しっかり守ってリズムを作る持ち味の野球ができた。皆で声を出し、楽しく野球ができる良いチーム。20日から始まる春季全国大会予選に向け、慢心せずにもう一段も二段も上げていきたい」とコメントした。
【山田一晶】