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豊橋刑務支所に石碑「慈愛」建立

記念碑「慈愛」
記念碑「慈愛」
石碑の裏にある碑文
石碑の裏にある碑文

 慈悲と愛で受刑者の心を包んで―。豊橋市今橋町の名古屋刑務所豊橋刑務支所に、記念碑「慈愛」が建立された。支所教誨師(きょうかいし)会が発案し、支所矯正懇話会や職員らの協力で実現した。
 支所は2017年、男子刑務所から全国11番目となる女子刑務所に変わった。女子刑務所には母子像などが置かれていることが多いというが、豊橋は男子刑務所の施設をそのまま使っており、これまでモニュメントなどは無かった。女子刑務所への変更を機に、約3年前に教誨師会が記念碑設置を提案。矯正懇話会や職員らに呼び掛け、準備を進めた。デザインは支所職員の中から公募し、3人の作品を組み合わせた。
 石碑は高さ120㌢、幅36㌢で、薄ピンクの桜御影石を使用。なだらかなラインを描く不規則な半円で、月の中の母子像を彫った直径60㌢の黒御影石を埋め込んでいる。母子像を囲むように咲き誇るのは豊橋市の花「ツツジ」で、一部彩色も施されている。
 石碑の裏には受刑者の社会復帰を願った碑文。黒御影石に白文字で彫った。台座は直径180㌢、高さ30㌢の白御影石を使った。手で触れるように、どの面も優しい曲線に仕上げている。岡崎市の石材店が手がけた。
 石碑は9月30日に完成し、グラウンドの前に設置された。2017年の女子刑務所への移行式典を開いた日に合わせ、10月16日に除幕式を実施した。長谷川実彰教誨師会長が出席者に概要を説明した後、長谷川会長、名古屋刑務所の平良敦志所長、細井守支所長、支所矯正懇話会の石橋卓定会長が除幕した。
 石碑は受刑者が仕事の行き帰りに目にする場所にある。月1回訪れる教誨師が碑について話をするほか、所内紙や所内DJでも紹介する。支所の小林ひろみ次長は「『慈愛』の碑から、社会に残してきた子を思い出し、自分が母親であることに気付いてほしい。また、待っていてくれる母親がいることに気付いてほしい。社会に帰らないといけない、という更生への思いを感じてもらいたい」と話し、「約5年で女子刑務所が浸透してきた。モニュメントがシンボルマーク的なものになってくれるのでは」と期待を寄せる。
【田中博子】

 慈悲と愛で受刑者の心を包んで―。豊橋市今橋町の名古屋刑務所豊橋刑務支所に、記念碑「慈愛」が建立された。支所教誨師(きょうかいし)会が発案し、支所矯正懇話会や職員らの協力で実現した。
 支所は2017年、男子刑務所から全国11番目となる女子刑務所に変わった。女子刑務所には母子像などが置かれていることが多いというが、豊橋は男子刑務所の施設をそのまま使っており、これまでモニュメントなどは無かった。女子刑務所への変更を機に、約3年前に教誨師会が記念碑設置を提案。矯正懇話会や職員らに呼び掛け、準備を進めた。デザインは支所職員の中から公募し、3人の作品を組み合わせた。
 石碑は高さ120㌢、幅36㌢で、薄ピンクの桜御影石を使用。なだらかなラインを描く不規則な半円で、月の中の母子像を彫った直径60㌢の黒御影石を埋め込んでいる。母子像を囲むように咲き誇るのは豊橋市の花「ツツジ」で、一部彩色も施されている。
 石碑の裏には受刑者の社会復帰を願った碑文。黒御影石に白文字で彫った。台座は直径180㌢、高さ30㌢の白御影石を使った。手で触れるように、どの面も優しい曲線に仕上げている。岡崎市の石材店が手がけた。
 石碑は9月30日に完成し、グラウンドの前に設置された。2017年の女子刑務所への移行式典を開いた日に合わせ、10月16日に除幕式を実施した。長谷川実彰教誨師会長が出席者に概要を説明した後、長谷川会長、名古屋刑務所の平良敦志所長、細井守支所長、支所矯正懇話会の石橋卓定会長が除幕した。
 石碑は受刑者が仕事の行き帰りに目にする場所にある。月1回訪れる教誨師が碑について話をするほか、所内紙や所内DJでも紹介する。支所の小林ひろみ次長は「『慈愛』の碑から、社会に残してきた子を思い出し、自分が母親であることに気付いてほしい。また、待っていてくれる母親がいることに気付いてほしい。社会に帰らないといけない、という更生への思いを感じてもらいたい」と話し、「約5年で女子刑務所が浸透してきた。モニュメントがシンボルマーク的なものになってくれるのでは」と期待を寄せる。
【田中博子】

記念碑「慈愛」
記念碑「慈愛」
石碑の裏にある碑文
石碑の裏にある碑文

カテゴリー:社会・経済

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