文字の大きさ

豊川の星野神社で本殿完工を神前報告

工事の完成を報告する神事。正面奥が新しくなった向拝=星野神社で
工事の完成を報告する神事。正面奥が新しくなった向拝=星野神社で
輝く覆殿の屋根
輝く覆殿の屋根

 豊川市指定有形文化財「星野神社本殿」(平尾町上貝津)の完工を神前に報告する神事が7日あった。氏子ら約20人が参列した。
 1641(寛永18)年の創建。本殿の向拝が経年劣化で傾くなどしたため、氏子が補修を決めたのが3年前。本殿は建物を風雨から保護するため覆殿(おおいでん)に囲まれていた。星野神社では、本殿との隙間がないほど密着して造られており、修復を請け負った望月工務店(豊橋市下地町)が手作業で解体し、本殿の傷んだ部分を補修した。
 新しい覆殿は一回り大きく造り、伝統の宮大工の工法でありながら、耐震性も備えた同社の技術を採り入れた。銅板葺きの屋根が遠くからも輝いて見える。
 前日の6日夜、仮殿の社務所におさめられていた御神体が、新しくなった本殿にうつされた。人目に触れぬよう、白い絹の幕に覆われて遷座した。
 この日の奉告祭では、新しくなった向拝を正面に、神職が祝詞をあげ、工事の完成を報告した。
【山田一晶】

 豊川市指定有形文化財「星野神社本殿」(平尾町上貝津)の完工を神前に報告する神事が7日あった。氏子ら約20人が参列した。
 1641(寛永18)年の創建。本殿の向拝が経年劣化で傾くなどしたため、氏子が補修を決めたのが3年前。本殿は建物を風雨から保護するため覆殿(おおいでん)に囲まれていた。星野神社では、本殿との隙間がないほど密着して造られており、修復を請け負った望月工務店(豊橋市下地町)が手作業で解体し、本殿の傷んだ部分を補修した。
 新しい覆殿は一回り大きく造り、伝統の宮大工の工法でありながら、耐震性も備えた同社の技術を採り入れた。銅板葺きの屋根が遠くからも輝いて見える。
 前日の6日夜、仮殿の社務所におさめられていた御神体が、新しくなった本殿にうつされた。人目に触れぬよう、白い絹の幕に覆われて遷座した。
 この日の奉告祭では、新しくなった向拝を正面に、神職が祝詞をあげ、工事の完成を報告した。
【山田一晶】

工事の完成を報告する神事。正面奥が新しくなった向拝=星野神社で
工事の完成を報告する神事。正面奥が新しくなった向拝=星野神社で
輝く覆殿の屋根
輝く覆殿の屋根

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR