海のまち蒲郡を感じて 大学生がイベント企画

　蒲郡市は、市役所でインターシップを体験した名古屋学芸大学４年の水野祐利さんが企画した親子体験イベント「おやこでヨットをつくろう！」を27、28の両日、海陽町のフェスティバルマーケットで開催する。
　水野さんは地元出身。同大メディア造形学部デザイン学科で、デザインを通して社会との関わりを学んでいる。
　インターン前から、デザインをまちづくりに役立てたいと市に相談していた。市は水野さんの熱意を認め、市企画政策課で５日間受け入れた。
　提案したのは世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」と蒲郡の関わりを市民に知ってもらう企画。市が事務局を務める「海・みなと・蒲郡実行委員会」のイベントとして出展する。
　会場に用意した紙やペットボトルのキャップを使い、親子が力を合わせてヨットを完成させる。その後、うちわで風を起こしてヨットの競争をする予定。
　水野さんは「蒲郡が海やヨットのまちであることを感じてほしい」と話した。
【林大二朗】