豊橋の旭小が70周年で式典

　豊橋市立旭小学校が開校70周年を迎えた。20日、体育館で記念式典などがあり、学校関係者や同窓生、在校生が節目を祝った。
　来賓の浅井由崇市長は、地域の理解や協力、教職員の熱意に感謝し、児童に向けて「自分や仲間を思いやれる人に育ってほしい」と述べた。
　同窓会の林秀男会長から在校生へ記念品の贈呈があり、目録を受け取った生徒代表の白井聡真さん（６年）は「旭小の卒業生として恥ずかしくない大人になりたい」と話した。児童は校歌と、前の教頭の林伸和さんが作詞作曲した「君の心に」を歌った。
　田澤順子校長は「これからも未来をつくる旭校を育てていきたい」と関係者に謝辞を述べた。
　記念行事として設けられた卒業生対談では、第14回生で俳優の松平健さんが出席した。日々の学習の成果を披露する「あさひっ子発表会」では地域のことや同校の歴史などについて調べた内容を紹介した。
　同小は計約６０００人が卒業、同窓会には約３０００人が加入している。
【岸侑輝】