新城有教館高2年生が料理コンで好成績

　県立新城有教館高校２年生の３人が料理コンテストで好成績を収めた。第８回「豆乳レシピ甲子園」（日本豆乳協会主催）の郷土料理部門で星川晶大さん（17）が最優秀賞に輝いたほか、今年度「牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会」（県牛乳普及協会主催）で酒井風奈さん（17）が優秀賞、天野美月さん（17）が優良賞を受賞した。
　豆乳レシピ甲子園は高校生が出場する。「郷土料理」「豆乳おかず」など５部門に54校から約１６００件の応募があった。
　星川さんは「豆乳たっぷりいなり寿司」を出品した。豆乳で炊いたご飯と、豆乳で漬けた油揚げを使った。「稲荷ずしで豊川をアピールしたかった。協力してくれた先生に感謝します」と語った。コンテストでは、数多くのアイデアを応募したとして学校として「優秀学校賞」も受賞した。
　一方、牛乳・乳製品利用料理県大会で優秀賞の酒井さんのレシピは「野菜たっぷりミルク麻婆豆腐」。豆腐だけでなく白菜、ピーマンなどの野菜を入れ、牛乳と「鶏がらスープのもと」で味つけした。実技もあり、制限時間60分以内で調理、片付けを終えた。「塩分少なめでヘルシー。料理経験が浅いため、練習を重ねました。今後も他の料理に挑戦したい」と話した。
　天野さんは「ミルクようかんin緑茶」で受賞。白あんベースに作手産の緑茶を入れた。「受賞してうれしい。料理系の仕事をしたいため、励みになりました」と語った。
【安藤聡】