ドラフト5位の星野選手が豊橋市長表敬

　中日ドラゴンズからドラフト５位指名された豊橋中央高校の星野真生選手（17）が24日、豊橋市役所に浅井由崇市長を訪ね、プロ入りの決意と開幕１軍入りの目標について語った。
　星野選手は遊撃手としての守備範囲の広さや、ミートのうまいバッティングが評価された。今月18日の入団交渉で仮契約を結んだ。
　憧れのプロ入りに星野選手は「まずは開幕１軍入りを目指し、３年間育ててもらった豊橋市を盛り上げたい」と抱負を述べた。浅井市長は「夢をかなえ、これからが新たなスタート。１軍に定着して長く活躍してほしい」と期待した。
　目標はヤクルトの山田哲人選手、対戦したいのは広島の森下暢仁投手と話す。高校の先輩で、ソフトバンクの谷川原健太選手やオリックスの中川柘真選手からも祝福されたという。高校野球生活について「２年秋の県大会後、主将としてチームをまとめられず、ふがいない思いをした。ショートを外された悔しさが糧になった」と振り返った。
　同じポジションを争う京田陽太選手について「乗り越えないといけない大きな存在。お手本になるところが多く、うまく吸収したい」と胸を借りる心境を語った。
【加藤広宣】