今年もウェブで「造パラ」

　今年もウェブで開催します－。豊橋市内の小中学生による作品展「第64回子ども造形パラダイス」が、昨年度に引き続き豊橋公園での実施が中止となったため、ウェブ上での開催となった。市教育委員会の「豊橋子ども造形パラダイス」ホームページ内で作品の公開が始まった。
　「造パラ」の呼び名で親しまれる「子ども造形パラダイス」は、毎年10月に開かれる「豊橋まつり」に欠かせない催しの一つ。「子どもたちの夢や創造のエネルギーを学校内だけでなく、より多くの人々に届けたい」との思いから始まり、毎年、まつりと同日開催で多くの人が足を運んでいる。
　今年度のテーマは「伝統と未来」。ホームページでは、市内の小学２、４、６年生と中学１、３年生の作品を学校ごとに紹介。それぞれの学校で準備を進め、教職員が撮影した子どもたちの力作が鑑賞できる。
　担当する豊橋市立小中学校図工美術研究部では「コロナ禍にあっても、輝く子どもたちの夢と創造力から生まれた作品を鑑賞してください」と呼びかける。ホームページでは、１９５８年の初回から現在までの展示の様子や作品も見ることができる。「造パラ　豊橋」で検索かサイト＝ＱＲコード＝から。
【田中博子】