新アリーナの委託調査 フェニックス・ホームを条件にせず
豊橋市議会の予算特別委
豊橋市議会12月定例会は13日、一般会計予算特別委員会で補正予算案を可決した。立地や規模を巡り注目が集まる新多目的屋内施設(アリーナ)について、来年開始予定の新たな委託調査に質問が集中した。
市によると今回の調査は、アリーナ整備や運営実績がある事業者、プロスポーツやコンサートなどを企画するプロモーターに委託。交通アクセスや市場規模、財政負担を抑えた運営手法を踏まえて候補地や施設規模をヒアリングする。
長坂尚登氏(豊橋だいすき会)は、これまで実施した各種調査は、プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」のホームタウンが前提だったことを踏まえ、過去の調査との違いを尋ねた。
大林均世「スポーツのまち」づくり課長は「今回はフェニックスのホームタウンを条件に付けず調査する」と答えた。
二村真一氏(自民)は県内で2026年に開くアジア競技大会で市内に誘致するテコンドー競技に触れ、改修中の総合体育館に及ぼす影響などをただした。
大林課長は「調査結果を踏まえた改修計画をまとめるが、多目的屋内施設の調査結果によっては調整などが必要になる」との見通しを示した。二村氏は「県議会からの情報では、競技大会をコロナで疲弊した経済やにぎわい創出の起爆剤にする。県の思い入れは強いと聞いている」と付け加えた。
尾崎雅輝氏(自民)、坂柳泰光氏(同)、斉藤啓氏(共産)も関連で質問した。
【加藤広宣】
豊橋市議会の予算特別委
豊橋市議会12月定例会は13日、一般会計予算特別委員会で補正予算案を可決した。立地や規模を巡り注目が集まる新多目的屋内施設(アリーナ)について、来年開始予定の新たな委託調査に質問が集中した。
市によると今回の調査は、アリーナ整備や運営実績がある事業者、プロスポーツやコンサートなどを企画するプロモーターに委託。交通アクセスや市場規模、財政負担を抑えた運営手法を踏まえて候補地や施設規模をヒアリングする。
長坂尚登氏(豊橋だいすき会)は、これまで実施した各種調査は、プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」のホームタウンが前提だったことを踏まえ、過去の調査との違いを尋ねた。
大林均世「スポーツのまち」づくり課長は「今回はフェニックスのホームタウンを条件に付けず調査する」と答えた。
二村真一氏(自民)は県内で2026年に開くアジア競技大会で市内に誘致するテコンドー競技に触れ、改修中の総合体育館に及ぼす影響などをただした。
大林課長は「調査結果を踏まえた改修計画をまとめるが、多目的屋内施設の調査結果によっては調整などが必要になる」との見通しを示した。二村氏は「県議会からの情報では、競技大会をコロナで疲弊した経済やにぎわい創出の起爆剤にする。県の思い入れは強いと聞いている」と付け加えた。
尾崎雅輝氏(自民)、坂柳泰光氏(同)、斉藤啓氏(共産)も関連で質問した。
【加藤広宣】