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田原の将来像 高校生が探る

田原市の将来に向けて独自政策を考える高校生と青年会議所メンバーら=田原文化会館で
田原市の将来に向けて独自政策を考える高校生と青年会議所メンバーら=田原文化会館で

 田原青年会議所(別所源太郎理事長)は23日、地元高校生と地域の将来などについて考えたり、意見を交わしたりする体験型教育プログラムを田原文化会館などで開催した。高校生たちは田原の現状を考察し、独自の政策や人口増加策などを議論した。
 将来の担い手として活躍が期待されている若者にチャレンジする大切さを学んでもらおうと企画。市内の高校生7人(女子6、男子1)に加え、名古屋市緑区の有松地区で活動する「有松高校生町おこしプロジェクト」の高校生や大学生メンバー数人を迎えた。
 プログラムでは、有松地区で伝統工芸「有松絞り」体験したほか、街並み散策。続いて、田原文化会館で、地域政策などを考えるグループワークに移った。高校生と会議所メンバーがグループを組み、「農業が盛ん」「イベントが少ない」「買い物する場所がない」「自然が豊か」「海に囲まれている」「公共交通機関が少ない」など、田原の魅力や変わってほしい点などを書き出し、これらをまとめた上で魅力開発などの政策を立案、それぞれ発表した。  
 海を生かした野外イベント開催や地元海域で獲れる魚介類を集めた水族館、人口減少の顕著な渥美地区の人口に歯止めをかけるため新たに道の駅を整備し、観光力を高めて魅力向上を図るなどの提言があった。
 発表後、県立福江高校3年の山口草紫さんは「地域のまつりやイベントに積極的に参加して、まちを盛り上げたい」と感想を話した。
(千葉敬也)

 田原青年会議所(別所源太郎理事長)は23日、地元高校生と地域の将来などについて考えたり、意見を交わしたりする体験型教育プログラムを田原文化会館などで開催した。高校生たちは田原の現状を考察し、独自の政策や人口増加策などを議論した。
 将来の担い手として活躍が期待されている若者にチャレンジする大切さを学んでもらおうと企画。市内の高校生7人(女子6、男子1)に加え、名古屋市緑区の有松地区で活動する「有松高校生町おこしプロジェクト」の高校生や大学生メンバー数人を迎えた。
 プログラムでは、有松地区で伝統工芸「有松絞り」体験したほか、街並み散策。続いて、田原文化会館で、地域政策などを考えるグループワークに移った。高校生と会議所メンバーがグループを組み、「農業が盛ん」「イベントが少ない」「買い物する場所がない」「自然が豊か」「海に囲まれている」「公共交通機関が少ない」など、田原の魅力や変わってほしい点などを書き出し、これらをまとめた上で魅力開発などの政策を立案、それぞれ発表した。  
 海を生かした野外イベント開催や地元海域で獲れる魚介類を集めた水族館、人口減少の顕著な渥美地区の人口に歯止めをかけるため新たに道の駅を整備し、観光力を高めて魅力向上を図るなどの提言があった。
 発表後、県立福江高校3年の山口草紫さんは「地域のまつりやイベントに積極的に参加して、まちを盛り上げたい」と感想を話した。
(千葉敬也)

田原市の将来に向けて独自政策を考える高校生と青年会議所メンバーら=田原文化会館で
田原市の将来に向けて独自政策を考える高校生と青年会議所メンバーら=田原文化会館で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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