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東三河の金融機関「仕事始め」

あいさつする竹田理事長(中央)=蒲郡信用金庫本店で(提供)
あいさつする竹田理事長(中央)=蒲郡信用金庫本店で(提供)
山口理事長の年頭あいさつを聞く職員ら=豊橋信用金庫本店で
山口理事長の年頭あいさつを聞く職員ら=豊橋信用金庫本店で
抱負を述べる中村理事長=豊橋商工信用組合本店で(提供)
抱負を述べる中村理事長=豊橋商工信用組合本店で(提供)

 仕事始めの4日、地元の金融機関が式を開き、新たな年への躍進を誓った。新型コロナウイルス対策を取りながら、トップが年頭の抱負を語った。

蒲郡信金

 蒲郡信用金庫は本店コミュニティホールで「新年交礼会」を開いた。出席者数を制限し、役員と幹部職員約40人が参加した。
 竹田知史理事長は「昨年の経済動向は、夏場までは新型コロナの感染拡大で経済に深刻な影響を及ぼし、当地も宿泊・飲食サービス業を中心に厳しい収益環境が続いた。秋以降はワクチン接種の普及などで落ち着くと国内経済活動は持ち直しに転じましたが、年末からオミクロン株の出現を踏まえ、コロナ危機への対応が経済活動正常化への試金石と捉えています」と述べた。
 続けて「2020年度から3カ年経営計画をスタートしましたが、さらなる成長ステージへの飛躍に向け仕上げの年を迎える。創業理念『愛郷の心』『堅実経営』を肝に銘じ、持続可能な収益体制と強固な顧客基盤の構築に向けて役職員が一致団結して取り組み、地域経済発展のために尽力します」と決意を語った。

豊橋信金

 豊橋信用金庫は、本店で仕事始め式を開き本部の役職員約50人が出席した。
 山口進理事長は昨年を振り返り「長引くコロナの影響で消費の低迷や半導体不足、海外輸送の物流の停滞などで依然として厳しい状況にあった。企業収益や業況は改善しており、持ち直しの基調は維持している。5月は補助金コンサルティングサービスを開始。11月の100周年記念事業で、地域の皆さんに感謝の気持ちを表すことができました」と述べた。
 続けて「新しい年は、環境の変化に的確に対応した変革と挑戦を力強く進める。協同組織である信用金庫の原点を認識し、支援力を強化して付加価値の高いサービスの提供や、金融仲介機能を発揮する課題解決型金融により、持続可能なビジネスモデルを構築します」と決意を述べた。

豊橋商工信組

 豊橋商工信用組合は拝賀式を開いた。中村勝彦理事長は、オンラインで全役職員に向けて「新型コロナウイルスで厳しい状況ですが、前期は4期ぶりに黒字転換し、今期の中間決算も黒字となり、黒字の定着が見えてきました。全職員の熱い思いのたまものです」と述べた。
 続いて「今年6月に70周年を迎えます。他の金融機関とは違う、特色を持ったユニークな存在として、商業、工業、農業、スタートアップまで応援していきます。改革、変革から発展への大きな節目の年になるよう、一丸となって頑張っていきましょう」と決意を語った。
【竹下貴信】

 仕事始めの4日、地元の金融機関が式を開き、新たな年への躍進を誓った。新型コロナウイルス対策を取りながら、トップが年頭の抱負を語った。

蒲郡信金

 蒲郡信用金庫は本店コミュニティホールで「新年交礼会」を開いた。出席者数を制限し、役員と幹部職員約40人が参加した。
 竹田知史理事長は「昨年の経済動向は、夏場までは新型コロナの感染拡大で経済に深刻な影響を及ぼし、当地も宿泊・飲食サービス業を中心に厳しい収益環境が続いた。秋以降はワクチン接種の普及などで落ち着くと国内経済活動は持ち直しに転じましたが、年末からオミクロン株の出現を踏まえ、コロナ危機への対応が経済活動正常化への試金石と捉えています」と述べた。
 続けて「2020年度から3カ年経営計画をスタートしましたが、さらなる成長ステージへの飛躍に向け仕上げの年を迎える。創業理念『愛郷の心』『堅実経営』を肝に銘じ、持続可能な収益体制と強固な顧客基盤の構築に向けて役職員が一致団結して取り組み、地域経済発展のために尽力します」と決意を語った。

豊橋信金

 豊橋信用金庫は、本店で仕事始め式を開き本部の役職員約50人が出席した。
 山口進理事長は昨年を振り返り「長引くコロナの影響で消費の低迷や半導体不足、海外輸送の物流の停滞などで依然として厳しい状況にあった。企業収益や業況は改善しており、持ち直しの基調は維持している。5月は補助金コンサルティングサービスを開始。11月の100周年記念事業で、地域の皆さんに感謝の気持ちを表すことができました」と述べた。
 続けて「新しい年は、環境の変化に的確に対応した変革と挑戦を力強く進める。協同組織である信用金庫の原点を認識し、支援力を強化して付加価値の高いサービスの提供や、金融仲介機能を発揮する課題解決型金融により、持続可能なビジネスモデルを構築します」と決意を述べた。

豊橋商工信組

 豊橋商工信用組合は拝賀式を開いた。中村勝彦理事長は、オンラインで全役職員に向けて「新型コロナウイルスで厳しい状況ですが、前期は4期ぶりに黒字転換し、今期の中間決算も黒字となり、黒字の定着が見えてきました。全職員の熱い思いのたまものです」と述べた。
 続いて「今年6月に70周年を迎えます。他の金融機関とは違う、特色を持ったユニークな存在として、商業、工業、農業、スタートアップまで応援していきます。改革、変革から発展への大きな節目の年になるよう、一丸となって頑張っていきましょう」と決意を語った。
【竹下貴信】

あいさつする竹田理事長(中央)=蒲郡信用金庫本店で(提供)
あいさつする竹田理事長(中央)=蒲郡信用金庫本店で(提供)
山口理事長の年頭あいさつを聞く職員ら=豊橋信用金庫本店で
山口理事長の年頭あいさつを聞く職員ら=豊橋信用金庫本店で
抱負を述べる中村理事長=豊橋商工信用組合本店で(提供)
抱負を述べる中村理事長=豊橋商工信用組合本店で(提供)

カテゴリー:社会・経済

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