深海エビで三谷水産高生徒が揚げ半開発
2月17、21に小中学校給食で登場
県立三谷水産高校水産食品科の生徒10人が、深海エビ「ジンケンエビ」を使った揚げ半「丸っとエビ太郎」を開発した。2月17、21の両日に蒲郡市内の小中学校の学校給食で登場する。
同校は、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みとして、食品ロスや環境保護などの積極的に参加している。水産食品科の生徒は、蒲郡の漁港で水揚げされるジンケンエビを利用した食品ができないかと考えていた。
蒲郡の形原や西浦の漁港で水揚げされ、古くから甘エビの代用として地元で食べられていた。一方、劣化が早く、身が弱いために市場に出回ることなく、廃棄されることがあった。
生徒は廃棄されるエビを有効活用し、その存在を知ってもらおうと商品開発することにした。
ヤマサちくわの協力で、エビを粉末状にし、揚げ半に練り込ませることにした。廃棄する部位をなくし、エビのすべてを使うことから「丸っとエビ太郎」と命名した。香りがよく、カルシウムなどの摂取でき、粉末状したことでエビの食感が苦手な人でも食べられるようになった。
市内の子どもにSDGsやジンケンエビ、深海魚について知ってほしいと、学校給食として使えないかと市学校給食課に提案した。生徒の熱意を感じ、揚げ半を試食して検討した結果、学校で提供できると判断した。1人あたり約20㌘で、児童が食べやすいサイズとなっている。
水産食品科3年の藤原有寿さんは「食べるとエビの風味が強くておいしいです」とPRした。
【林大二朗】
2月17、21に小中学校給食で登場
県立三谷水産高校水産食品科の生徒10人が、深海エビ「ジンケンエビ」を使った揚げ半「丸っとエビ太郎」を開発した。2月17、21の両日に蒲郡市内の小中学校の学校給食で登場する。
同校は、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みとして、食品ロスや環境保護などの積極的に参加している。水産食品科の生徒は、蒲郡の漁港で水揚げされるジンケンエビを利用した食品ができないかと考えていた。
蒲郡の形原や西浦の漁港で水揚げされ、古くから甘エビの代用として地元で食べられていた。一方、劣化が早く、身が弱いために市場に出回ることなく、廃棄されることがあった。
生徒は廃棄されるエビを有効活用し、その存在を知ってもらおうと商品開発することにした。
ヤマサちくわの協力で、エビを粉末状にし、揚げ半に練り込ませることにした。廃棄する部位をなくし、エビのすべてを使うことから「丸っとエビ太郎」と命名した。香りがよく、カルシウムなどの摂取でき、粉末状したことでエビの食感が苦手な人でも食べられるようになった。
市内の子どもにSDGsやジンケンエビ、深海魚について知ってほしいと、学校給食として使えないかと市学校給食課に提案した。生徒の熱意を感じ、揚げ半を試食して検討した結果、学校で提供できると判断した。1人あたり約20㌘で、児童が食べやすいサイズとなっている。
水産食品科3年の藤原有寿さんは「食べるとエビの風味が強くておいしいです」とPRした。
【林大二朗】