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有森さんらアスリートの講演とトークショー

講演する有森さん=いずれもプラットで
講演する有森さん=いずれもプラットで
有森さん㊥、石黒さん㊧、尾川さんによるトークショー
有森さん㊥、石黒さん㊧、尾川さんによるトークショー

 豊橋ロータリークラブ創立70周年記念事業「アスリート講演&トークショー」が9日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。五輪2大会で連続メダリストとなったマラソンの有森裕子さんの講演と、有森さん、アーティスティックスイミング元日本代表の石黒由美子さん、プロクライマーで田原出身の尾川とも子さんによるトークショーがあった。東愛知新聞社など後援。
 昨年度創立70周年を迎えた同RCの記念事業。地元にエールを送ろうと企画した。アスリートの話から多くの人にスポーツの魅力や応援の力を感じてもらう試みだ。昨年5月に開催予定だったが新型コロナウイルス禍で延期になっていた。
 同RCの松坂良太会長のあいさつに続き、有森さんが「よろこびを力に…」と題し講演。新型コロナウイルス禍の中で開かれた東京五輪、パラ五輪について触れ、ストレスなどから立ち直るしなやかさなどを意味する「レジリエンス」という言葉が「これからとても大事になる」と紹介した。
 自身を「特別ではない」として先天性の股関節脱臼だったことや小学校時代の恩師との出会いで陸上を選んだことなども話し、「応援されることで自分の存在意義を感じることができる」「単に『スポーツの力』というのではなく、本当に何をすべきか応援していただく皆さんとともに、社会とともに考えていきたい」などと語った。 
 トークショーでは有森さん、石黒さん、尾川さんが「応援の力とは」をテーマに語り合った。
 交通事故で顔面を粉砕骨折し、治療中に知ったシンクロナイズドスイミング(当時)に憧れて競技を始めた石黒さんは、周囲がパラリンピックを勧める中、母だけがオリンピックへの道を信じてくれて実現したことや、挫折した際に豊橋在住の友人が力になってくれたことなど身近な人の応援を紹介。尾川さんは誹謗(ひぼう)中傷をばねにしたこと、中学生からのファンレターで勇気づけられたことなどのエピソードを披露した。
【田中博子】

 豊橋ロータリークラブ創立70周年記念事業「アスリート講演&トークショー」が9日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。五輪2大会で連続メダリストとなったマラソンの有森裕子さんの講演と、有森さん、アーティスティックスイミング元日本代表の石黒由美子さん、プロクライマーで田原出身の尾川とも子さんによるトークショーがあった。東愛知新聞社など後援。
 昨年度創立70周年を迎えた同RCの記念事業。地元にエールを送ろうと企画した。アスリートの話から多くの人にスポーツの魅力や応援の力を感じてもらう試みだ。昨年5月に開催予定だったが新型コロナウイルス禍で延期になっていた。
 同RCの松坂良太会長のあいさつに続き、有森さんが「よろこびを力に…」と題し講演。新型コロナウイルス禍の中で開かれた東京五輪、パラ五輪について触れ、ストレスなどから立ち直るしなやかさなどを意味する「レジリエンス」という言葉が「これからとても大事になる」と紹介した。
 自身を「特別ではない」として先天性の股関節脱臼だったことや小学校時代の恩師との出会いで陸上を選んだことなども話し、「応援されることで自分の存在意義を感じることができる」「単に『スポーツの力』というのではなく、本当に何をすべきか応援していただく皆さんとともに、社会とともに考えていきたい」などと語った。 
 トークショーでは有森さん、石黒さん、尾川さんが「応援の力とは」をテーマに語り合った。
 交通事故で顔面を粉砕骨折し、治療中に知ったシンクロナイズドスイミング(当時)に憧れて競技を始めた石黒さんは、周囲がパラリンピックを勧める中、母だけがオリンピックへの道を信じてくれて実現したことや、挫折した際に豊橋在住の友人が力になってくれたことなど身近な人の応援を紹介。尾川さんは誹謗(ひぼう)中傷をばねにしたこと、中学生からのファンレターで勇気づけられたことなどのエピソードを披露した。
【田中博子】

講演する有森さん=いずれもプラットで
講演する有森さん=いずれもプラットで
有森さん㊥、石黒さん㊧、尾川さんによるトークショー
有森さん㊥、石黒さん㊧、尾川さんによるトークショー

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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