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豊橋で東三河経済フォーラム

ものづくり大賞の表彰を受ける志賀さん㊨=ホテルアークリッシュ豊橋で
ものづくり大賞の表彰を受ける志賀さん㊨=ホテルアークリッシュ豊橋で

 東三河経済フォーラム2022が13日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。東三河ものづくり大賞の表彰ほか、特別講演などあった。
 東三河の商工会議所、商工会でつくる「東三河広域経済連合会」が、地域づくりの連携を目指して毎年開いている。
 今年のものづくり大賞は、小麦粉・乾麺製造販売「金トビ志賀」(蒲郡市丸山町)が選ばれた。乾麺で業界初となる機能性表示食品のうどんを開発した。血糖値と血中中性脂肪の上昇を緩やかにさせる効果がある。愛知産の小麦「きぬあかり」を使うことにこだわり、試行錯誤を重ねて完成させた。
 最も苦労したのは機能性を高めるための有効成分を加えることにより、生地の粘りがなくなり製造中にうどんがちぎれてしまったこと。機能成分を多く加えた生地と、少ない生地の二つを作り、最後に混ぜることで克服した。混ぜ方も工夫した。
 社長の志賀重介さんは「通常の商品と同じように、おいしく仕上げることができた。冷やして食べると効果がさらに高まるので『細切りざるうどん』として発売しています」と話した。
 講演ではキャスターで事業創造大学院大学客員教授の伊藤聡子さんが「コロナをチャンスに!地域から起こす変革の波」を演題に講演。「テレワークが進み本社を地方に移転した企業もある。東京の人口も流出している。地方にとって大きなチャンス」などと述べた。
【竹下貴信】

 東三河経済フォーラム2022が13日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。東三河ものづくり大賞の表彰ほか、特別講演などあった。
 東三河の商工会議所、商工会でつくる「東三河広域経済連合会」が、地域づくりの連携を目指して毎年開いている。
 今年のものづくり大賞は、小麦粉・乾麺製造販売「金トビ志賀」(蒲郡市丸山町)が選ばれた。乾麺で業界初となる機能性表示食品のうどんを開発した。血糖値と血中中性脂肪の上昇を緩やかにさせる効果がある。愛知産の小麦「きぬあかり」を使うことにこだわり、試行錯誤を重ねて完成させた。
 最も苦労したのは機能性を高めるための有効成分を加えることにより、生地の粘りがなくなり製造中にうどんがちぎれてしまったこと。機能成分を多く加えた生地と、少ない生地の二つを作り、最後に混ぜることで克服した。混ぜ方も工夫した。
 社長の志賀重介さんは「通常の商品と同じように、おいしく仕上げることができた。冷やして食べると効果がさらに高まるので『細切りざるうどん』として発売しています」と話した。
 講演ではキャスターで事業創造大学院大学客員教授の伊藤聡子さんが「コロナをチャンスに!地域から起こす変革の波」を演題に講演。「テレワークが進み本社を地方に移転した企業もある。東京の人口も流出している。地方にとって大きなチャンス」などと述べた。
【竹下貴信】

ものづくり大賞の表彰を受ける志賀さん㊨=ホテルアークリッシュ豊橋で
ものづくり大賞の表彰を受ける志賀さん㊨=ホテルアークリッシュ豊橋で

カテゴリー:社会・経済

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