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声からす3候補 県議補選 豊橋市選挙区

 県議会豊橋市選挙区補選は30日、期間中唯一の日曜を迎えた。3人の候補者は各地で演説や呼びかけを続け、支持拡大に努めた。立候補しているのは届出順に、下奥奈歩氏(34)=共産元▽竹上裕子氏(61)=減税新▽広田勉氏(52)=無所属新-の3氏。2月6日の投開票日に向けて、厳しい寒さの中で選挙戦は続く。
【取材班】

下奥氏
 共産元職の下奥奈歩氏は、市内各地で街頭演説した。このうち広小路1では、選挙カー上で演説。新型コロナウイルス禍で医療体制が厳しくなっているとして検査や医療体制の拡充を訴えた。
 2015年に県議になった後、有権者の声を県政に届けてきた実績をアピール。今後は若者世代向けに、ブラック労働の解消や給付型奨学金制度の実現を目指すとしたほか、性暴力被害者の救済と、被害の根絶を目指すとした。
 一方で県議会には女性が4人しかいないこと、2019年に党の議席を失った結果、議会が大村秀章知事に異論を唱えられなくなっていると主張。請願署名も10分の1になったとして、県政にメスを入れるために「命と暮らしを守るため、共産党の議席が必要」と訴えて、支持を求めた。

竹上氏
 減税新人の竹上裕子氏は選挙ポスターの張り出しに続き街頭演説とチラシ配りに走った。長年の教職歴と子育て経験、家業の豆腐店を手伝う立場から、幅広い世代に支持を呼び掛けた。
 この日は豊橋駅南口駅前広場で開かれた「ええじゃないか豊橋まちなかマルシェ」の近くにも立ち寄った。街頭では選挙チラシを配り、演説で自身が掲げる政策を主張した。名古屋市の河村たかし市長は応援のために連日で豊橋入りしている。
 竹上氏は「街頭での反応は徐々によくなり、かつての教え子の応援にも助けられている。納税者に響く主張で支持を広げたい」と意気込む。
 陣営幹部も「組織力のある他陣営と違った手作りの闘いだ。河村市長の応援で補選への関心と投票率を高め、支持拡大につなげたい」と語った。

広田氏
 無所属新人の広田勉氏は街頭活動に励んだ。新型コロナウイルス禍で変化した生活、仕事の様式を捉え、「今こそ時代にあった流れを変えていく政策を提案したい」と訴えた。
 午前から交差点で手を振り、街頭演説した。午前11時には国道23号新栄交差点でマイクを握り「4期14年、市民の幸せづくりに努めることを信念に市議を務めた。国だけでなく県とも連携を強め、人材育成や公共交通の充実、物流を効率化させなければならない」と述べた。
 立憲民主党の愛知12区選出衆院議員の重徳和彦氏も駆けつけて応援演説した。
 陣営の支援員は「周辺部では選挙があることを知らない人もいる。期間中は街頭に出て存在をアピールして投票日を迎えたい」と話した。

 県議会豊橋市選挙区補選は30日、期間中唯一の日曜を迎えた。3人の候補者は各地で演説や呼びかけを続け、支持拡大に努めた。立候補しているのは届出順に、下奥奈歩氏(34)=共産元▽竹上裕子氏(61)=減税新▽広田勉氏(52)=無所属新-の3氏。2月6日の投開票日に向けて、厳しい寒さの中で選挙戦は続く。
【取材班】

下奥氏
 共産元職の下奥奈歩氏は、市内各地で街頭演説した。このうち広小路1では、選挙カー上で演説。新型コロナウイルス禍で医療体制が厳しくなっているとして検査や医療体制の拡充を訴えた。
 2015年に県議になった後、有権者の声を県政に届けてきた実績をアピール。今後は若者世代向けに、ブラック労働の解消や給付型奨学金制度の実現を目指すとしたほか、性暴力被害者の救済と、被害の根絶を目指すとした。
 一方で県議会には女性が4人しかいないこと、2019年に党の議席を失った結果、議会が大村秀章知事に異論を唱えられなくなっていると主張。請願署名も10分の1になったとして、県政にメスを入れるために「命と暮らしを守るため、共産党の議席が必要」と訴えて、支持を求めた。

竹上氏
 減税新人の竹上裕子氏は選挙ポスターの張り出しに続き街頭演説とチラシ配りに走った。長年の教職歴と子育て経験、家業の豆腐店を手伝う立場から、幅広い世代に支持を呼び掛けた。
 この日は豊橋駅南口駅前広場で開かれた「ええじゃないか豊橋まちなかマルシェ」の近くにも立ち寄った。街頭では選挙チラシを配り、演説で自身が掲げる政策を主張した。名古屋市の河村たかし市長は応援のために連日で豊橋入りしている。
 竹上氏は「街頭での反応は徐々によくなり、かつての教え子の応援にも助けられている。納税者に響く主張で支持を広げたい」と意気込む。
 陣営幹部も「組織力のある他陣営と違った手作りの闘いだ。河村市長の応援で補選への関心と投票率を高め、支持拡大につなげたい」と語った。

広田氏
 無所属新人の広田勉氏は街頭活動に励んだ。新型コロナウイルス禍で変化した生活、仕事の様式を捉え、「今こそ時代にあった流れを変えていく政策を提案したい」と訴えた。
 午前から交差点で手を振り、街頭演説した。午前11時には国道23号新栄交差点でマイクを握り「4期14年、市民の幸せづくりに努めることを信念に市議を務めた。国だけでなく県とも連携を強め、人材育成や公共交通の充実、物流を効率化させなければならない」と述べた。
 立憲民主党の愛知12区選出衆院議員の重徳和彦氏も駆けつけて応援演説した。
 陣営の支援員は「周辺部では選挙があることを知らない人もいる。期間中は街頭に出て存在をアピールして投票日を迎えたい」と話した。

カテゴリー:政治・行政

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