豊根グリーンポート宮嶋で道の駅弁が大人気

　豊根村坂宇場の国道１５１号沿いにある道の駅豊根グリーンポート宮嶋は、“道の駅弁”「椎茸そぼろめし」を開発した。地元の豊根中学校生徒たちが提案したレシピをもとに作り、特産シイタケだけでなくブルーベリーを使った鶏の空揚げなども入って６００円。１日30食限定で連日売り切れとなり、人気を集めている。
　駅でレストランや物販を運営する茶臼の里職員石田いまさんらが昨年夏に食育授業として中学校を訪れ、全校生徒28人に調理法を指導した。そのお礼として生徒たちからレシピの提案があった。
　肉味噌とシイタケを使ってそぼろにしたほか、空揚げは鶏もも肉をブルーベリージャムにつけ込んだ後に揚げるようにした。ミニトマト、桜餅を添えた。
　道の駅ではリニューアル後２周年まつりを開いた今月15日から１日30食の限定販売を始めた。連日売り切れとなるほど盛況で、村内の行楽地で食べた帰りに再び買い求める人や、別の日に買いに来る人などリピーターもいるという。
　椎茸そぼろめしは茶臼山高原で行われる芝桜まつりが終わる６月上旬まで販売していく。また中学生から提案を受けた他のレシピも活用して天狗ナスや唐辛子などを使った第２弾メニューも展開する。
　問い合わせは道の駅豊根グリーンポート宮嶋（０５３６・87・２０５０）へ。
（安藤聡）