文字の大きさ

有権者の関心薄い県議補選豊橋市選挙区

有権者に手を振る候補者=豊橋市内で
有権者に手を振る候補者=豊橋市内で

浮動票の行方に注目

 県議会豊橋市選挙区補選(6日投開票)は選挙運動期間の終盤戦に入った。有権者の関心は薄く、盛り上がりに欠ける状況に各陣営とも頭を悩ませる。投票率も「20%もいくのか」と心配する声も多い。
 共産元職の下奥奈歩氏の陣営では、女性や若者ら新たなな支持層獲得を図る。陣営では「補選を知らない人が意外に多い」と話す。節目で党幹部や国会議員らが応援に入り、てこ入れを図る。
 減税新人の竹上裕子氏は、他の2陣営より遅れて出馬表明した。党代表で名古屋市の河村たかし市長は連日のように応援に入る。手作りの組織を後押しし、無党派層の掘り起こしを狙う。
 無所属新人の広田勉氏は、連合愛知の支援を受ける。市議4期14年の実績をアピールする。陣営でも「市内全域での選挙戦は初めて。組織選挙と構えてはいられない」と引き締める。
 一方の自民は現在、同選挙区で3議席がある。4議席目を狙うのは現実的ではないとして早々に擁立を見送った。県議の一人は「どの候補者も政策面で敵対する。自主投票などの正式決定はしていない」と話した。
 今回は、多くの保守票が「浮動票」となる異例の展開となった。自民党員の一人は「投票率が上がるようなら、浮動票をどこが取り込むのかが鍵となる」という。
 市選管によると、期日前投票者数は1日現在で3030人。
【加藤広宣】

浮動票の行方に注目

 県議会豊橋市選挙区補選(6日投開票)は選挙運動期間の終盤戦に入った。有権者の関心は薄く、盛り上がりに欠ける状況に各陣営とも頭を悩ませる。投票率も「20%もいくのか」と心配する声も多い。
 共産元職の下奥奈歩氏の陣営では、女性や若者ら新たなな支持層獲得を図る。陣営では「補選を知らない人が意外に多い」と話す。節目で党幹部や国会議員らが応援に入り、てこ入れを図る。
 減税新人の竹上裕子氏は、他の2陣営より遅れて出馬表明した。党代表で名古屋市の河村たかし市長は連日のように応援に入る。手作りの組織を後押しし、無党派層の掘り起こしを狙う。
 無所属新人の広田勉氏は、連合愛知の支援を受ける。市議4期14年の実績をアピールする。陣営でも「市内全域での選挙戦は初めて。組織選挙と構えてはいられない」と引き締める。
 一方の自民は現在、同選挙区で3議席がある。4議席目を狙うのは現実的ではないとして早々に擁立を見送った。県議の一人は「どの候補者も政策面で敵対する。自主投票などの正式決定はしていない」と話した。
 今回は、多くの保守票が「浮動票」となる異例の展開となった。自民党員の一人は「投票率が上がるようなら、浮動票をどこが取り込むのかが鍵となる」という。
 市選管によると、期日前投票者数は1日現在で3030人。
【加藤広宣】

有権者に手を振る候補者=豊橋市内で
有権者に手を振る候補者=豊橋市内で

カテゴリー:政治・行政

 PR

PR