県内のコロナ新規陽性者4109人 豊橋は226人

　県は７日、４１０９人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。豊橋市は２２６人（再陽性４）だった。大村秀章知事は今後、再陽性と感染経路不明の人数の集計を取りやめることを明らかにした。保健所職員が聞き取りをしていたが、オミクロン株の急拡大で数値を追いきれなくなったという。
　４１０９人の内訳は名古屋市が９５８人、岡崎市が２００人、一宮市が１７６人、豊田市が２５２人、その他が２２９７人。
　昨年12月28日に始まる第６波で陽性となった70代以上の累計は７２８４人で７・５％（第５波は３・５％）、感染経路不明は53・５％（同48・８％）。一方で重症・中等症の割合は１・２％。第５波は５・０％だった。
　一方６日に陽性と発表された４６９８人の内訳は、東三河は豊橋市の３０１人のほかに、豊川市が10歳未満から90代の２０２人（同１）、蒲郡市が10歳未満から70代の57人（同１）、新城市が10歳未満から60代の19人、田原市が10～90代の28人（同２）、設楽町が30代男性１人、豊根村が50代１人。豊根村で陽性者が出るのは２０２０年８月18日以来、５３８日ぶり。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は８１４・０人、新規陽性者は５５３６・１人、入院患者のうち重症者は23・４人、新規陽性者のうちの高齢者は５３６・４人、陽性率は33・０％。
　６日現在の確保病床入院は９３５人、入院調整は７人、施設入所は５６３人、自宅療養は３万８０８４人。
【山田一晶】