まちなか図書館で蓄音機&SPレコードイベント
豊橋市まちなか図書館は11日、SPレコードと蓄音機の音色を楽しむ館内イベントを開いた。市内在住の杉浦一朗さんが愛機で名曲を流し、トークを交えた。元豊橋商工会議所会頭の神野太郎氏(1903~1983年)が市に贈ったコレクションも披露した。
SP盤はもっとも古い円盤型レコードで、1970年代で生産中止となった。直径約30㌢で片面5分間の音源を収められる。この日は1920~40年代のクラシックやジャズから、日本の歌謡曲まで幅広い分野の楽曲を披露した。
ジャズは電気録音盤のレコード第1号の「オリジナル・ディキシーランド・ジャズバンド」などの名曲を紹介。
クラシックを好んだ神野氏のコレクションからは、クライスラー「ユモレスク」を選曲。コレクションは戦前から集めた約4000枚のうち、戦火を免れた1070枚を中央図書館に収めた。
蓄音機は英国グラモフォン社製「HMV163」を使い、1925年製の愛機は当時出た電気録音盤に対応した最新モデルで、家具調のデザインや力強い再生音が特徴だという。
杉浦さんは、蓄音機で流すSP盤のよさを「時代を超えて生演奏を聴いている感触が伝わる。思わず拍手したくなる」などと評価した。
【加藤広宣】
豊橋市まちなか図書館は11日、SPレコードと蓄音機の音色を楽しむ館内イベントを開いた。市内在住の杉浦一朗さんが愛機で名曲を流し、トークを交えた。元豊橋商工会議所会頭の神野太郎氏(1903~1983年)が市に贈ったコレクションも披露した。
SP盤はもっとも古い円盤型レコードで、1970年代で生産中止となった。直径約30㌢で片面5分間の音源を収められる。この日は1920~40年代のクラシックやジャズから、日本の歌謡曲まで幅広い分野の楽曲を披露した。
ジャズは電気録音盤のレコード第1号の「オリジナル・ディキシーランド・ジャズバンド」などの名曲を紹介。
クラシックを好んだ神野氏のコレクションからは、クライスラー「ユモレスク」を選曲。コレクションは戦前から集めた約4000枚のうち、戦火を免れた1070枚を中央図書館に収めた。
蓄音機は英国グラモフォン社製「HMV163」を使い、1925年製の愛機は当時出た電気録音盤に対応した最新モデルで、家具調のデザインや力強い再生音が特徴だという。
杉浦さんは、蓄音機で流すSP盤のよさを「時代を超えて生演奏を聴いている感触が伝わる。思わず拍手したくなる」などと評価した。
【加藤広宣】