渥美半島たはらブランドプレミアムの第1回発表会

　田原市の地域資源や特性を生かした高付加価値商品を認定する「渥美半島たはらブランドプレミアム」の第１回発表会が22日、田原市役所であった。
　市の地域ブランド「渥美半島たはらブランド」に認定された商品を手がける事業者が、昨年夏からマーケティングや商品開発など計９回の研修や個別指導を受けて完成させた。地産品を活用しただけでなく、独自の生産技術や魅力あるパッケージ、全国に供給できる販売体制なども重視されており、全国の百貨店でギフトとして扱われるような商品を目指す。
　今回認定を受けたのは、「トマト農家がつくったごろっとぐだくさんドライトマトのアヒージョ」（ウエタトマト）▽「三河湾あおさ小僧のポップコーン」（宮川産業）▽「漬物屋がつくったふりかけるたくあん」（キムラ漬物）▽「農園直送紅ほっぺをたっぷり使ったいちごバター」（マーコ）▽「茶園がこだわってブレンドしたほうじ茶ベースの生姜ごぼう茶」（磯田園製茶）－の５事業者５品。各事業者はプレゼンを通して商品の魅力をアピールした。
　山下政良市長は、渥美半島の特産品として全国発信していくにふさわしいとたたえ「これからも新しいものを作り出してほしい」と期待を寄せた。
　認定品は今後、全国に向けて販路を開拓する。市内では道の駅などで順次販売する。
【岸侑輝】