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田原「あかばねこども園」で完工式

あかばねこども園外観=田原市赤羽根町で
あかばねこども園外観=田原市赤羽根町で
金仙理事長や山下市長らによるテープカット
金仙理事長や山下市長らによるテープカット

開園は来月1日

 田原市赤羽根町に新設された幼保連携型認定こども園「あかばねこども園」の完工式が27日に開かれた。
 赤羽根保育園の隣に建設。木造平屋建てで敷地は4841平方㍍、延べ床1663平方㍍。設置、運営は豊橋市の学校法人「正円寺学園」。定員は221人。
 式では正円寺学園の金仙宗哲理事長があいさつ。園は多くの人々の協力で成り立っているとして「子どもたちが今を最も良く生き、田原と日本の未来を担うように」と述べた。開園に伴って閉園される高松、赤羽根、若戸の3保育園に対し「保育教育をしっかり受け継いでいく」と語った。山下政良市長と森下田嘉治市議会議長は、子どもたちが健やかに育つことができる場であることを願った。終了後は内覧会があり、園内を見て回った。
 園は0~5歳を保育する。保育室は三角形の敷地を囲むように配置され、中央には敷地の高低差を生かし、滑り台付きの山や、中庭がある。クスノキやムクノキ、ミカンやカキ、オリーブなど低木のほか、雨天の際には小さな川になる石畳などもあり、自然を意識している。
 屋内は国産杉やヒノキをふんだんに使用。廊下と階段をできるだけ使わず、日本家屋のように部屋が平面で連続する造りになっている。扉には隙間があり、手を挟まないように配慮されている。0~1歳児の保育室は温水式床暖房とするなどした。南には子育て支援センターがあり、入園前の子どもたちや母親が利用する。
 4月1日に開園、2日に入園式がある。入所予定は3歳未満児26人、3歳以上児105人。
【岸侑輝】

開園は来月1日

 田原市赤羽根町に新設された幼保連携型認定こども園「あかばねこども園」の完工式が27日に開かれた。
 赤羽根保育園の隣に建設。木造平屋建てで敷地は4841平方㍍、延べ床1663平方㍍。設置、運営は豊橋市の学校法人「正円寺学園」。定員は221人。
 式では正円寺学園の金仙宗哲理事長があいさつ。園は多くの人々の協力で成り立っているとして「子どもたちが今を最も良く生き、田原と日本の未来を担うように」と述べた。開園に伴って閉園される高松、赤羽根、若戸の3保育園に対し「保育教育をしっかり受け継いでいく」と語った。山下政良市長と森下田嘉治市議会議長は、子どもたちが健やかに育つことができる場であることを願った。終了後は内覧会があり、園内を見て回った。
 園は0~5歳を保育する。保育室は三角形の敷地を囲むように配置され、中央には敷地の高低差を生かし、滑り台付きの山や、中庭がある。クスノキやムクノキ、ミカンやカキ、オリーブなど低木のほか、雨天の際には小さな川になる石畳などもあり、自然を意識している。
 屋内は国産杉やヒノキをふんだんに使用。廊下と階段をできるだけ使わず、日本家屋のように部屋が平面で連続する造りになっている。扉には隙間があり、手を挟まないように配慮されている。0~1歳児の保育室は温水式床暖房とするなどした。南には子育て支援センターがあり、入園前の子どもたちや母親が利用する。
 4月1日に開園、2日に入園式がある。入所予定は3歳未満児26人、3歳以上児105人。
【岸侑輝】

あかばねこども園外観=田原市赤羽根町で
あかばねこども園外観=田原市赤羽根町で
金仙理事長や山下市長らによるテープカット
金仙理事長や山下市長らによるテープカット

カテゴリー:社会・経済

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