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豊橋美博学芸員の久住さんが「江戸藩邸へようこそ」出版

「江戸藩邸へようこそ」を手にする久住さん=東愛知新聞社で
「江戸藩邸へようこそ」を手にする久住さん=東愛知新聞社で

 豊橋市美術博物館学芸員の久住祐一郎さんが著書「江戸藩邸へようこそ 三河吉田藩『江戸日記』」を集英社インターナショナルから出版した。吉田藩の「江戸日記」(市有形文化財)を読み解き、藩主や家来の江戸の生活を紹介している。
 3年前に出版した「三河吉田藩・お国入り道中記」の続編的な内容。東田町の豊城神社にある1750~1830年のうち60年分残る「江戸日記」の内容を中心に執筆した。久住さんは江戸時代の交通史を主に研究。日記は12年前の非常勤時代から読んでおり、くずし字を活字にする仕事にも携わった。
 5章仕立て。「江戸の大名屋敷」で江戸藩邸の種類や屋敷の役割、吉田藩主が老中など役職を代えるたび引っ越したことなどを、「江戸ではたらく武士」では江戸での藩主の仕事や藩士の生活を紹介した。「江戸藩邸事件簿」は脱藩や窃盗、藩主の私物が質入れされた話など。「江戸藩邸の奥向」では江戸での女性の生活が分かり、「藩邸から子爵邸へ」では幕末の震災被害や廃藩置県後の大名屋敷などに触れた。
 人間味あふれる話も満載で「歴史好きの人に読んでほしい」と久住さん。新書判256㌻、税抜き880円。全国の書店で販売中で、本の豊川堂と精文館書店での販売では、書籍未掲載の話が載った書店別の特典ペーパー付き。
 9日午後2時からは市まちなか図書館でトークイベントも予定。久住さんが書籍に関連付けた話を披露する。

 豊橋市美術博物館学芸員の久住祐一郎さんが著書「江戸藩邸へようこそ 三河吉田藩『江戸日記』」を集英社インターナショナルから出版した。吉田藩の「江戸日記」(市有形文化財)を読み解き、藩主や家来の江戸の生活を紹介している。
 3年前に出版した「三河吉田藩・お国入り道中記」の続編的な内容。東田町の豊城神社にある1750~1830年のうち60年分残る「江戸日記」の内容を中心に執筆した。久住さんは江戸時代の交通史を主に研究。日記は12年前の非常勤時代から読んでおり、くずし字を活字にする仕事にも携わった。
 5章仕立て。「江戸の大名屋敷」で江戸藩邸の種類や屋敷の役割、吉田藩主が老中など役職を代えるたび引っ越したことなどを、「江戸ではたらく武士」では江戸での藩主の仕事や藩士の生活を紹介した。「江戸藩邸事件簿」は脱藩や窃盗、藩主の私物が質入れされた話など。「江戸藩邸の奥向」では江戸での女性の生活が分かり、「藩邸から子爵邸へ」では幕末の震災被害や廃藩置県後の大名屋敷などに触れた。
 人間味あふれる話も満載で「歴史好きの人に読んでほしい」と久住さん。新書判256㌻、税抜き880円。全国の書店で販売中で、本の豊川堂と精文館書店での販売では、書籍未掲載の話が載った書店別の特典ペーパー付き。
 9日午後2時からは市まちなか図書館でトークイベントも予定。久住さんが書籍に関連付けた話を披露する。

「江戸藩邸へようこそ」を手にする久住さん=東愛知新聞社で
「江戸藩邸へようこそ」を手にする久住さん=東愛知新聞社で

カテゴリー:社会・経済

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