ドラマ∞ゾッキシリーズ豊橋編「見張り台」の撮影前日決起集会

　映画「ゾッキ」の続編、「ドラマ∞（むげん）ゾッキシリーズ豊橋編『見張り台』」の撮影前日決起集会が20日夜、豊橋市駅前大通２の「エムキャンパス」で開かれた。市民ら約３５０人が集まり、監督を務める俳優の山田孝之さんにエールを送った。
　謎の見張り台から何かを監視する男の一時を切り取った作品。撮影は21～24日に市内の公共施設内であり、山田さんがオーディションで選んだ新人俳優らが出演する。市民が撮影で携わることがないため決起集会を開催し、地域の盛り上がりを伝えた。
　会場に山田さんが姿を見せると、大歓声が上がり、大きな拍手で出迎えた。山田さんは「私を含めスタッフ全員がリラックスして楽しく撮影に挑み、素晴らしい作品に仕上げたい」と意気込みを語った。
　「∞ゾッキシリーズ」は、ドラマ、旅番組、市民の支援を伝えるドキュメンタリーの３部構成。豊橋編のほか、蒲郡編、豊田編がある。官民一体での実行委員会も立ち上がり、番組の宣伝とコラボ商品を開発する。商品は「ゾッキ箱」と名付けられ、豊橋、蒲郡、豊田の名品を一箱にまとめて販売する。
　見張り台は５月22日午後10時から「ＢＳジャパネクスト」で放送される。７月から「アマゾンプライムビデオ」で視聴できる。
【竹下貴信】