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豊橋市二川宿本陣資料館で「旅籠へGO!」開催

旅籠屋全般や築200年を迎えた「清明屋」を紹介する館蔵品展=豊橋市二川宿本陣資料館で
旅籠屋全般や築200年を迎えた「清明屋」を紹介する館蔵品展=豊橋市二川宿本陣資料館で

 豊橋市二川宿本陣資料館で、館蔵品展「旅籠(はたご)へGO!」が開かれている。旅籠屋「清明屋」の築200周年を記念した展示会で、館蔵品の中から旅籠屋に関する資料を展示紹介している。6月11日まで。
 江戸時代、宿場町に軒を連ねていた宿泊施設“旅籠屋”は、江戸時代に入って盛んになった、一泊二食付きの旅館のこと。古くから存在した自炊形式の旅館である木賃宿に代わって主流になったという。二川宿では約30件の旅籠屋が営業し、このうち、現在二川宿本陣資料館の一部として一般公開されている「清明屋」は江戸時代後期に開業したと言われ、現存する建物は1817(文化14)年に建てられた。
 今展では、清明屋の築200年を記念し、旅籠屋に関する浮世絵や古文書など関連資料を展示。旅籠屋の情景を描いた浮世絵をはじめ、旅籠屋での注意点などが書かれた旅の指南書や旅籠屋での滑稽なエピソードをつづった「東海道中膝栗毛」といった出版物、二川宿の旅籠屋の変遷に関する資料、清明屋に残る棟札や写真、実際に使っていたと思われる枕や食器など多彩な品が並べられ、訪れた人たちの興味を引いている。
 期間中の28日には午後2時から同館学芸員によるワークシートを使ってのギャラリートークを実施、「国際博物館の日」の18日には来館者に絵はがきが進呈される。
入場料は一般400円、小中高生100円。
(田中博子)

 豊橋市二川宿本陣資料館で、館蔵品展「旅籠(はたご)へGO!」が開かれている。旅籠屋「清明屋」の築200周年を記念した展示会で、館蔵品の中から旅籠屋に関する資料を展示紹介している。6月11日まで。
 江戸時代、宿場町に軒を連ねていた宿泊施設“旅籠屋”は、江戸時代に入って盛んになった、一泊二食付きの旅館のこと。古くから存在した自炊形式の旅館である木賃宿に代わって主流になったという。二川宿では約30件の旅籠屋が営業し、このうち、現在二川宿本陣資料館の一部として一般公開されている「清明屋」は江戸時代後期に開業したと言われ、現存する建物は1817(文化14)年に建てられた。
 今展では、清明屋の築200年を記念し、旅籠屋に関する浮世絵や古文書など関連資料を展示。旅籠屋の情景を描いた浮世絵をはじめ、旅籠屋での注意点などが書かれた旅の指南書や旅籠屋での滑稽なエピソードをつづった「東海道中膝栗毛」といった出版物、二川宿の旅籠屋の変遷に関する資料、清明屋に残る棟札や写真、実際に使っていたと思われる枕や食器など多彩な品が並べられ、訪れた人たちの興味を引いている。
 期間中の28日には午後2時から同館学芸員によるワークシートを使ってのギャラリートークを実施、「国際博物館の日」の18日には来館者に絵はがきが進呈される。
入場料は一般400円、小中高生100円。
(田中博子)

旅籠屋全般や築200年を迎えた「清明屋」を紹介する館蔵品展=豊橋市二川宿本陣資料館で
旅籠屋全般や築200年を迎えた「清明屋」を紹介する館蔵品展=豊橋市二川宿本陣資料館で

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