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小中学校プール授業 豊橋など3市で再開へ

豊橋市は3年ぶりに小中学校の水泳授業を再開する
豊橋市は3年ぶりに小中学校の水泳授業を再開する

 豊橋市は、市内の小中学校74校で水泳の授業を3年ぶりに再開することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大で2020~21年度は休止した。感染状況が落ち着き、教育上の必要性から再開に踏み切った。東三河では新城市と田原市も、一部制限を含め休止状態から全面再開に方針を変えた。
 豊橋市教育委員会は21日付で、保護者宛てに水泳授業の再開を文書で知らせた。市は学校内のプールのほか、一部はスポーツクラブなど民間施設で授業をする。
 文書によると「子どもたちが水難事故から自分の身を守るため、学校教育での水泳授業は大変重要」などと説明。感染対策を徹底したうえの授業にするとして保護者の理解を求めた。
 実施にあたり、更衣室での着替えや準備体操時もマスク着用▽着替えの順番はずらす▽プールサイドに持参するタオルはビニール袋などに入れて他人のものと接触を避ける▽水中で指導する教員は専用マスク着用▽プール水の塩素濃度を適正管理-などの具体的な対策を掲げた。
 一方、新城市も小中学校19校で3年ぶりに水泳授業を再開する。豊橋市と同じく感染状況や教育上の配慮から判断。感染状況を踏まえて学校ごとに防止策を検討するという。
 市教委学校教育課によると「今年度も休止した場合、中学3年生はプールを使わず卒業してしまうため」と説明した。
 田原市は20年度に22小中学校で全校休止、昨年度は中学4校のうち感染対策が困難な2校で中止した。昨年度に続き感染対策として、更衣室や水中での密集回避など県の指針に従うという。
 休止となった中学校では更衣室として使う教室がプールと離れ、分散して着替えられる空間を確保することが難しいなどの理由で見送った。
 豊川市36校と蒲郡市20校は、昨年度に続き全校でプール授業を実施予定。ガイドラインなどの運用で徹底した感染対策を講じることにしている。
【加藤広宣】

 豊橋市は、市内の小中学校74校で水泳の授業を3年ぶりに再開することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大で2020~21年度は休止した。感染状況が落ち着き、教育上の必要性から再開に踏み切った。東三河では新城市と田原市も、一部制限を含め休止状態から全面再開に方針を変えた。
 豊橋市教育委員会は21日付で、保護者宛てに水泳授業の再開を文書で知らせた。市は学校内のプールのほか、一部はスポーツクラブなど民間施設で授業をする。
 文書によると「子どもたちが水難事故から自分の身を守るため、学校教育での水泳授業は大変重要」などと説明。感染対策を徹底したうえの授業にするとして保護者の理解を求めた。
 実施にあたり、更衣室での着替えや準備体操時もマスク着用▽着替えの順番はずらす▽プールサイドに持参するタオルはビニール袋などに入れて他人のものと接触を避ける▽水中で指導する教員は専用マスク着用▽プール水の塩素濃度を適正管理-などの具体的な対策を掲げた。
 一方、新城市も小中学校19校で3年ぶりに水泳授業を再開する。豊橋市と同じく感染状況や教育上の配慮から判断。感染状況を踏まえて学校ごとに防止策を検討するという。
 市教委学校教育課によると「今年度も休止した場合、中学3年生はプールを使わず卒業してしまうため」と説明した。
 田原市は20年度に22小中学校で全校休止、昨年度は中学4校のうち感染対策が困難な2校で中止した。昨年度に続き感染対策として、更衣室や水中での密集回避など県の指針に従うという。
 休止となった中学校では更衣室として使う教室がプールと離れ、分散して着替えられる空間を確保することが難しいなどの理由で見送った。
 豊川市36校と蒲郡市20校は、昨年度に続き全校でプール授業を実施予定。ガイドラインなどの運用で徹底した感染対策を講じることにしている。
【加藤広宣】

豊橋市は3年ぶりに小中学校の水泳授業を再開する
豊橋市は3年ぶりに小中学校の水泳授業を再開する

カテゴリー:政治・行政 / 地域・教育

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