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三河地区にカバディ広めたい

カテゴリー:スポーツ

写真01 前列左から、渡辺さん、鈴木さん、松本さん。後列左から、広中さん、片島さん、寺岡さん
写真01 前列左から、渡辺さん、鈴木さん、松本さん。後列左から、広中さん、片島さん、寺岡さん
全体練習のほか、数人に分かれて個人技の練習も
全体練習のほか、数人に分かれて個人技の練習も
攻撃手は敵にタッチして自陣へ戻るのが目的㊤。防御側は仲間と手をつなぎ、一体となって攻撃手を追い込む
攻撃手は敵にタッチして自陣へ戻るのが目的㊤。防御側は仲間と手をつなぎ、一体となって攻撃手を追い込む

豊橋技科大大学院生の渡辺さんが社会人サークル設立

 敵陣へ攻め込み、俊敏な動きで相手にタッチ。華麗に自陣へ生還する場合もあれば、鋭いタックルで倒されることも-。速さ、力、戦略が融合したインド発祥のスポーツ「カバディ」を三河地区に根付かせたいと、豊橋技科大学大学院生の渡辺泰成さんが社会人サークル「三河カバディ」を設立。1日、前田南地区体育館(豊橋市前田南町)で第1回体験会を開いた。
 渡辺さんがカバディを知ったのは2年前。動画共有サイトがきっかけだ。スピード・パワー・頭脳の攻防に、ラグビー経験者の渡辺さんはくぎ付けになった。
 しかし、県内でカバディを学べる場所は非常に少ない。まずは名古屋で活動する社会人サークル「A.K.AICHI」に所属し、技術を磨いた。そこで知り合った日本カバディ協会愛知県支部支部長の寺岡卓朗さんの勧めもあり、三河地区でカバディを楽しめる場を作ろうと、行動を開始したという。
 「まずは豊橋技科大での部活動を考えました。1年間メンバーを募集しましたが学内だけでは集まらず、より広い層から募ろうと考え社会人サークルを立ち上げました」と、三河カバディ設立の経緯を語る。
 今回の体験会には、日本代表の強化選手経験を持つ広中伸哉さんや、半年前に始めたばかりの鈴木拓弥さん、「A.K.AICHI」の体験会で魅力に取りつかれた片島健太郎さんら、さまざまなカバディ歴の6人が集まった。寺岡さんも名古屋から指導役として参加。基礎練習から模擬戦まで、3時間の練習が、あっという間に過ぎてしまうほど、熱気に満ちた体験会だった。
 「一芸あれば輝けるスポーツ」と語るのは、三河カバディ運営者の1人、松本翔さん。攻撃に特化、守備に注力、進路妨害に優れる、体が大きい、スピードに自信があるなど、何か一つでも強みがあればそれが起点となり、仲間と力を合わせビッグプレーを生み出せるのが魅力という。
 渡辺さんは「2026年には県内でアジア競技大会が開かれる。それに向け、正式種目であるカバディをもっと盛り上げたい。三河でカバディが楽しめる環境を作り、スポーツの文化として根付かせたい」と意気込んだ。
 三河カバディはツイッター(@mikawa_kabaddi)やインスタグラム(kabbadi_mikawa202205)で、メンバーを募り、体験会情報などを発信している。メンバーは10代後半からを中心に募集。体制が整えば低年齢層の受け入れもしたいという。また「A.K.AICHI」は講師の派遣もしている。
【夏目敬介】

豊橋技科大大学院生の渡辺さんが社会人サークル設立

 敵陣へ攻め込み、俊敏な動きで相手にタッチ。華麗に自陣へ生還する場合もあれば、鋭いタックルで倒されることも-。速さ、力、戦略が融合したインド発祥のスポーツ「カバディ」を三河地区に根付かせたいと、豊橋技科大学大学院生の渡辺泰成さんが社会人サークル「三河カバディ」を設立。1日、前田南地区体育館(豊橋市前田南町)で第1回体験会を開いた。
 渡辺さんがカバディを知ったのは2年前。動画共有サイトがきっかけだ。スピード・パワー・頭脳の攻防に、ラグビー経験者の渡辺さんはくぎ付けになった。
 しかし、県内でカバディを学べる場所は非常に少ない。まずは名古屋で活動する社会人サークル「A.K.AICHI」に所属し、技術を磨いた。そこで知り合った日本カバディ協会愛知県支部支部長の寺岡卓朗さんの勧めもあり、三河地区でカバディを楽しめる場を作ろうと、行動を開始したという。
 「まずは豊橋技科大での部活動を考えました。1年間メンバーを募集しましたが学内だけでは集まらず、より広い層から募ろうと考え社会人サークルを立ち上げました」と、三河カバディ設立の経緯を語る。
 今回の体験会には、日本代表の強化選手経験を持つ広中伸哉さんや、半年前に始めたばかりの鈴木拓弥さん、「A.K.AICHI」の体験会で魅力に取りつかれた片島健太郎さんら、さまざまなカバディ歴の6人が集まった。寺岡さんも名古屋から指導役として参加。基礎練習から模擬戦まで、3時間の練習が、あっという間に過ぎてしまうほど、熱気に満ちた体験会だった。
 「一芸あれば輝けるスポーツ」と語るのは、三河カバディ運営者の1人、松本翔さん。攻撃に特化、守備に注力、進路妨害に優れる、体が大きい、スピードに自信があるなど、何か一つでも強みがあればそれが起点となり、仲間と力を合わせビッグプレーを生み出せるのが魅力という。
 渡辺さんは「2026年には県内でアジア競技大会が開かれる。それに向け、正式種目であるカバディをもっと盛り上げたい。三河でカバディが楽しめる環境を作り、スポーツの文化として根付かせたい」と意気込んだ。
 三河カバディはツイッター(@mikawa_kabaddi)やインスタグラム(kabbadi_mikawa202205)で、メンバーを募り、体験会情報などを発信している。メンバーは10代後半からを中心に募集。体制が整えば低年齢層の受け入れもしたいという。また「A.K.AICHI」は講師の派遣もしている。
【夏目敬介】

写真01 前列左から、渡辺さん、鈴木さん、松本さん。後列左から、広中さん、片島さん、寺岡さん
写真01 前列左から、渡辺さん、鈴木さん、松本さん。後列左から、広中さん、片島さん、寺岡さん
全体練習のほか、数人に分かれて個人技の練習も
全体練習のほか、数人に分かれて個人技の練習も
攻撃手は敵にタッチして自陣へ戻るのが目的㊤。防御側は仲間と手をつなぎ、一体となって攻撃手を追い込む
攻撃手は敵にタッチして自陣へ戻るのが目的㊤。防御側は仲間と手をつなぎ、一体となって攻撃手を追い込む

カテゴリー:スポーツ

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