コロナ禍で苦境の「習い事」を応援、豊橋でイベント

　習い事を応援するイベント「ワンステップ」が15日、豊橋市駅前大通２の「豊橋まちなか広場」で開かれた。新型コロナウイルス禍で厳しい状況に追い込まれたゴスペル、竪琴など26の習い事教室が参加し、ステージショーなどを繰り広げた。
　豊橋を拠点に活動する「ゴスペルＭ」の主催。２０２０年に10周年コンサートを開く予定だったがコロナ禍で延期に。多くの習い事をしているグループが苦しんでいる状況を知り、10周年を兼ねて、教室を紹介するイベントを初めて企画した。
　ステージショーでは、ゴスペルＭがこの日のために用意した曲「ワンステップ」の歌声でスタート。ウクレレ、キッズダンス、竪琴、和太鼓など多くのグループが次々と発表し、それぞれの魅力を来場者に伝えた。
　ゴスペルＭ代表の奥田至穂さん（48）は「習い事をすると多くの仲間ができて、より豊かな人生を送ることにつながる。今後もイベントを開き、多くの人たちが習い事と出合える機会を作ります」と話した。
【竹下貴信】