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砂浜美化で海洋保全

約600人が参加した海岸清掃=豊橋市神野新田町で
約600人が参加した海岸清掃=豊橋市神野新田町で
ペットボトルやプラスチックごみなどを拾い集める参加者
ペットボトルやプラスチックごみなどを拾い集める参加者
ごみを拾うドリームの会メンバー=田原市中山町西ノ浜で
ごみを拾うドリームの会メンバー=田原市中山町西ノ浜で

豊橋ちぎりLCが吉前海岸清掃

 豊橋ちぎりライオンズクラブは15日、海岸清掃アクティビティー「砂浜で幸せ集め」に取り組んだ。市民約600人が参加、豊橋市神野新田町の吉前海岸一帯の砂浜でごみ拾いに汗を流した。
 表浜に比べて三河湾の清掃活動は少なく、ごみも多いことから、豊川(とよがわ)の水質保護に長年力を入れる同LCが昨年度から始めた。前回は約150人の参加だったが、今年は4倍に増えた。
 家族連れを中心に、吉田方おやじの会や豊橋西部企業会、豊橋海洋少年団、第一生命などが協力。外国籍の人も多く、飛び入り参加する潮干狩り客も多く見られた。
 ペットボトルやビニールごみを中心に、空き缶やガラス瓶、発泡スチロールやプラスチックの破片、スピーカーボックスなど多くの廃棄物が見つかり、700枚のごみ袋がいっぱいになった。
 家族で訪れた藤田錬磨さん(南陽中2)、ゆまさん(磯辺小4)は「学校でプリントをもらい、家で話したら『いいことだね』とみんなで参加することになった。ビニール袋やペットボトルをたくさん拾った。少しでも海のごみが無くなればうれしい。また参加したい」と笑顔で話した。
 豊橋ちぎりLCの大川拓己会長は「思った以上に多くの人に参加してもらえた。家族で環境について考えてもらうよい機会。来年以降も続けたい」と語った。
【田中博子】

田原・亀の子隊は西ノ浜をきれいに

 田原市のNPO法人「環境ボランティアサークル亀の子隊」が15日、渥美半島の先端にある西ノ浜で海岸清掃に取り組んだ。
 風向きや海流の流れの影響で、ごみが多く漂着する海岸。地域の人や観光客が捨てるごみも多い。1998年、市立亀山小学校の4年生児童らが「西ノ浜はごみ箱じゃない!」をスローガンに毎月1回、海岸のごみを拾い集めたことがきっかけで始まった。
 この日は市立福江中学校のボランティアサークル「ドリームの会」に所属する1~3年生約50人が参加。保護者らを含め計約90人がごみ袋を手に取りかかった。
 参加者は流木や海草と一緒に流れ着いたごみを拾い集めた。約10㌔の浜辺のうち、清掃したのは約400㍍。1時間で2㌧トラックいっぱいのごみが集まった。ペットボトルやプラスチックごみが多い。中には漁網や大型の浮き、壊れたテレビなどの粗大ごみも。
 ドリームの会のメンバーとして初めて参加した1年生の三竹紫音さんは、年に1度は西ノ浜を訪れるという。「ごみが多いことは知っていたが、思った以上にあった。次回も参加したい」と話した。
【岸侑輝】

豊橋ちぎりLCが吉前海岸清掃

 豊橋ちぎりライオンズクラブは15日、海岸清掃アクティビティー「砂浜で幸せ集め」に取り組んだ。市民約600人が参加、豊橋市神野新田町の吉前海岸一帯の砂浜でごみ拾いに汗を流した。
 表浜に比べて三河湾の清掃活動は少なく、ごみも多いことから、豊川(とよがわ)の水質保護に長年力を入れる同LCが昨年度から始めた。前回は約150人の参加だったが、今年は4倍に増えた。
 家族連れを中心に、吉田方おやじの会や豊橋西部企業会、豊橋海洋少年団、第一生命などが協力。外国籍の人も多く、飛び入り参加する潮干狩り客も多く見られた。
 ペットボトルやビニールごみを中心に、空き缶やガラス瓶、発泡スチロールやプラスチックの破片、スピーカーボックスなど多くの廃棄物が見つかり、700枚のごみ袋がいっぱいになった。
 家族で訪れた藤田錬磨さん(南陽中2)、ゆまさん(磯辺小4)は「学校でプリントをもらい、家で話したら『いいことだね』とみんなで参加することになった。ビニール袋やペットボトルをたくさん拾った。少しでも海のごみが無くなればうれしい。また参加したい」と笑顔で話した。
 豊橋ちぎりLCの大川拓己会長は「思った以上に多くの人に参加してもらえた。家族で環境について考えてもらうよい機会。来年以降も続けたい」と語った。
【田中博子】

田原・亀の子隊は西ノ浜をきれいに

 田原市のNPO法人「環境ボランティアサークル亀の子隊」が15日、渥美半島の先端にある西ノ浜で海岸清掃に取り組んだ。
 風向きや海流の流れの影響で、ごみが多く漂着する海岸。地域の人や観光客が捨てるごみも多い。1998年、市立亀山小学校の4年生児童らが「西ノ浜はごみ箱じゃない!」をスローガンに毎月1回、海岸のごみを拾い集めたことがきっかけで始まった。
 この日は市立福江中学校のボランティアサークル「ドリームの会」に所属する1~3年生約50人が参加。保護者らを含め計約90人がごみ袋を手に取りかかった。
 参加者は流木や海草と一緒に流れ着いたごみを拾い集めた。約10㌔の浜辺のうち、清掃したのは約400㍍。1時間で2㌧トラックいっぱいのごみが集まった。ペットボトルやプラスチックごみが多い。中には漁網や大型の浮き、壊れたテレビなどの粗大ごみも。
 ドリームの会のメンバーとして初めて参加した1年生の三竹紫音さんは、年に1度は西ノ浜を訪れるという。「ごみが多いことは知っていたが、思った以上にあった。次回も参加したい」と話した。
【岸侑輝】

約600人が参加した海岸清掃=豊橋市神野新田町で
約600人が参加した海岸清掃=豊橋市神野新田町で
ペットボトルやプラスチックごみなどを拾い集める参加者
ペットボトルやプラスチックごみなどを拾い集める参加者
ごみを拾うドリームの会メンバー=田原市中山町西ノ浜で
ごみを拾うドリームの会メンバー=田原市中山町西ノ浜で

カテゴリー:社会・経済

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