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境内を彩る初夏の花 田原の法光院

スイレン(手前)とアサザ(奥)=法光院で
スイレン(手前)とアサザ(奥)=法光院で
これから満開を迎えるブラシノキ
これから満開を迎えるブラシノキ

 田原市野田町の法光院でアサザやスイレン、ブラシノキなど初夏の花が咲きはじめている。
 アサザとスイレンは門前の「阿吽補陀池」にある。アサザは環境省レッドリストに載っている準絶滅危惧種。スイレンなどと同じ浮葉性の水草で、小さな黄色の花を咲かせる。国内で見られる場所は少ない。色鮮やかなスイレンの大輪を囲むようにして咲く。
 キンポウジュやハナマキとも呼ばれるブラシノキは寺の裏手の駐車場脇にある。名の通り、円筒形をした花全体がブラシのように見える。鮮やかな赤がいくつも連なって咲く姿が目を引く。
 境内でさまざまな花を育てている片岡博雄住職は「今年はどの花も例年より7~10日ほど遅い」と話す。ブラシノキは2~3日で満開を迎えて1週間程度で終わるが、アサザやスイレンは今月下旬からが本番。遅れた分が一気に咲き、にぎやかになるのが期待できる。
 今年は新しくミズバショウを植えた。片岡住職は「6月上旬にはコウホネと一緒に楽しめると思う。7月には熱帯スイレンも咲くのでぜひ見に来てほしい」と話す。
【岸侑輝】

 田原市野田町の法光院でアサザやスイレン、ブラシノキなど初夏の花が咲きはじめている。
 アサザとスイレンは門前の「阿吽補陀池」にある。アサザは環境省レッドリストに載っている準絶滅危惧種。スイレンなどと同じ浮葉性の水草で、小さな黄色の花を咲かせる。国内で見られる場所は少ない。色鮮やかなスイレンの大輪を囲むようにして咲く。
 キンポウジュやハナマキとも呼ばれるブラシノキは寺の裏手の駐車場脇にある。名の通り、円筒形をした花全体がブラシのように見える。鮮やかな赤がいくつも連なって咲く姿が目を引く。
 境内でさまざまな花を育てている片岡博雄住職は「今年はどの花も例年より7~10日ほど遅い」と話す。ブラシノキは2~3日で満開を迎えて1週間程度で終わるが、アサザやスイレンは今月下旬からが本番。遅れた分が一気に咲き、にぎやかになるのが期待できる。
 今年は新しくミズバショウを植えた。片岡住職は「6月上旬にはコウホネと一緒に楽しめると思う。7月には熱帯スイレンも咲くのでぜひ見に来てほしい」と話す。
【岸侑輝】

スイレン(手前)とアサザ(奥)=法光院で
スイレン(手前)とアサザ(奥)=法光院で
これから満開を迎えるブラシノキ
これから満開を迎えるブラシノキ

カテゴリー:社会・経済

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