蒲郡周辺の沖合で4年ぶり「エリカカップ」
国内有数のヨットレース「エリカカップ」が22日、4年ぶりに蒲郡市周辺の沖合で開かれた。愛知、三重の両県から約50艇のヨットが出場した。
1981年7月23日に常滑市から出港した「エリカ号」は、4年9カ月かけて、世界25カ国と1000以上の港を訪問し、86年に蒲郡の港に帰ってきた。大会は帰港を記念して始まり、蒲郡が「ヨットのまち」と呼ばれるきっかけとなった。今回で36回目。延べ1万3000人が大型遊覧船などに乗船し、沖合で繰り広げられるレースを観戦する。
だが、2019年は悪天候で中止。さらに20~21年は新型コロナウイルスの影響で中止した。
この日は絶好のヨット日和。レースは午前10時にスタート。大型遊覧船で約200人が見守る中、各艇は帆を広げ、風に乗って指定されたポイントを目指し、競い合った。
エリカカップ実行委員長の岩瀬喜貞さんは「ヨットにとって絶好のコンディションになった。そして、参加者の笑顔が見られてよかった」と話した。
前日の21日には、ラグナマリーナで名古屋のジュニアヨットクラブの協力を得て、プレ企画として小学生を対象にした小型ヨット「オプティミスト(OP)」の体験会があった。親子24人が参加。児童はかじを操作して楽しんだ。井村陸人さん(7)は「初めて乗ったけれど、面白かった」と笑顔で話した。
【林大二朗】
国内有数のヨットレース「エリカカップ」が22日、4年ぶりに蒲郡市周辺の沖合で開かれた。愛知、三重の両県から約50艇のヨットが出場した。
1981年7月23日に常滑市から出港した「エリカ号」は、4年9カ月かけて、世界25カ国と1000以上の港を訪問し、86年に蒲郡の港に帰ってきた。大会は帰港を記念して始まり、蒲郡が「ヨットのまち」と呼ばれるきっかけとなった。今回で36回目。延べ1万3000人が大型遊覧船などに乗船し、沖合で繰り広げられるレースを観戦する。
だが、2019年は悪天候で中止。さらに20~21年は新型コロナウイルスの影響で中止した。
この日は絶好のヨット日和。レースは午前10時にスタート。大型遊覧船で約200人が見守る中、各艇は帆を広げ、風に乗って指定されたポイントを目指し、競い合った。
エリカカップ実行委員長の岩瀬喜貞さんは「ヨットにとって絶好のコンディションになった。そして、参加者の笑顔が見られてよかった」と話した。
前日の21日には、ラグナマリーナで名古屋のジュニアヨットクラブの協力を得て、プレ企画として小学生を対象にした小型ヨット「オプティミスト(OP)」の体験会があった。親子24人が参加。児童はかじを操作して楽しんだ。井村陸人さん(7)は「初めて乗ったけれど、面白かった」と笑顔で話した。
【林大二朗】