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愛大生ら御油松並木の勉強会

御油の松並木の道を散策する愛大生ら(提供)
御油の松並木の道を散策する愛大生ら(提供)
資料館内で質問する学生(提供)
資料館内で質問する学生(提供)

 愛知大学生17人と、豊川市御油町の御油松並木の保全に取り組む人々が松並木に関する勉強会を開いた。御油松並木資料館と地元の連区役員らが町内会の活性化のため、イベントを企画する。
 市の町内会アドバイザー派遣事業の一環。連区役員が町や松並木の歴史と地元の活動について説明を行った後、御油松並木資料館を案内した。学生はメモを取りながら、熱心に質問し、歴史を学んだ。その後、御油の松並木を散策しながら、イベントの会場となる御油松並木公園を訪れ、現地の立地や規模を確認した。
 御油連区長の峯野佳明さんは「どれだけ地元の住民が松並木を大切にしているのかを知ってもらえた。学生は非常に積極的で、質問もたくさん出た。新しい発想に期待している」と話した。 
 アドバイザーを務める愛大地域政策学部の鈴木誠教授は「高齢化が進む中、若い世代の人たちが持続的に町内会活動に関わっていくことが大切だ。この事業を通して町内会が若い世代を取り込んだ運営を考えるきっかけとなってほしい」と話した。
 鈴木ゼミ生で、リーダーの倉橋俊太さん(2年)は「地元が大切にしていることが分かった。事業を契機に、御油町のみなさんと継続して関わっていきたい」と話した。村井岳人さんは「小学生が植樹していることを知り、幼い頃から松並木に親しんでいることが分かった。中学、高校、大学など大きくなってから思い出せるようなきっかけを作りたい」と述べた。
 町内会アドバイザー派遣事業は、市が課題解決に意欲のある町内会などに専門的知識を有するアドバイザーを派遣し、提言の支援をしてもらうことで運営の見直しや改善を図ることを目的に、2020年度から続けている。今年度は「若い世代が参加する町内会」というテーマ。御油連区の他にも、意欲のある町内会を募集している。
【山田一晶】

 愛知大学生17人と、豊川市御油町の御油松並木の保全に取り組む人々が松並木に関する勉強会を開いた。御油松並木資料館と地元の連区役員らが町内会の活性化のため、イベントを企画する。
 市の町内会アドバイザー派遣事業の一環。連区役員が町や松並木の歴史と地元の活動について説明を行った後、御油松並木資料館を案内した。学生はメモを取りながら、熱心に質問し、歴史を学んだ。その後、御油の松並木を散策しながら、イベントの会場となる御油松並木公園を訪れ、現地の立地や規模を確認した。
 御油連区長の峯野佳明さんは「どれだけ地元の住民が松並木を大切にしているのかを知ってもらえた。学生は非常に積極的で、質問もたくさん出た。新しい発想に期待している」と話した。 
 アドバイザーを務める愛大地域政策学部の鈴木誠教授は「高齢化が進む中、若い世代の人たちが持続的に町内会活動に関わっていくことが大切だ。この事業を通して町内会が若い世代を取り込んだ運営を考えるきっかけとなってほしい」と話した。
 鈴木ゼミ生で、リーダーの倉橋俊太さん(2年)は「地元が大切にしていることが分かった。事業を契機に、御油町のみなさんと継続して関わっていきたい」と話した。村井岳人さんは「小学生が植樹していることを知り、幼い頃から松並木に親しんでいることが分かった。中学、高校、大学など大きくなってから思い出せるようなきっかけを作りたい」と述べた。
 町内会アドバイザー派遣事業は、市が課題解決に意欲のある町内会などに専門的知識を有するアドバイザーを派遣し、提言の支援をしてもらうことで運営の見直しや改善を図ることを目的に、2020年度から続けている。今年度は「若い世代が参加する町内会」というテーマ。御油連区の他にも、意欲のある町内会を募集している。
【山田一晶】

御油の松並木の道を散策する愛大生ら(提供)
御油の松並木の道を散策する愛大生ら(提供)
資料館内で質問する学生(提供)
資料館内で質問する学生(提供)

カテゴリー:社会・経済

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