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新城の鳳来寺山で「最速参拝競走」

石段を駆け上がる参加者=新城市門谷で
石段を駆け上がる参加者=新城市門谷で
ゴールする子どもたち
ゴールする子どもたち
優勝した加藤さん㊨に賞品を贈った井出村さん
優勝した加藤さん㊨に賞品を贈った井出村さん

 新城市門谷の鳳来寺山登山口から寺まで駆け上がる速さを競う「最速参拝競走in鳳来寺2022」(実行委員会主催)が2日あった。県内外から140人が参加した。最長の1425の石段に挑むコースは、男女とも上位は11分を切った。
 石段を駆け上がるレースは、香川県琴平町の金刀比羅宮(1368段)で1966年から半世紀以上開催され、2015年には国内最多の3333段がある熊本県美里町の釈迦院表参道で「レッドブル白龍走」として開かれた。
 新城市では初開催。名古屋市中村区の「太閤山常泉寺」の副住職、矢島昭輝さんが実行委員長となって企画した。矢島さんは名古屋駅前ののオフィスビル「ミッドランドスクエア」(高さ247㍍)を使った「名古屋ミッドランドスカイラン」(19年)をはじめとする高層ビルや鉄塔の非常階段を駆け上がる競技に出場しており、「階段坊主」を名乗る。
 この日午前10時、登山口から2人ずつスタート。石積みやコンクリート製など、造りや角度の違う階段を駆け上がった。傾斜ある階段では、手を膝に添えてゴールを目指した。
 優勝は女子が10分58秒の埼玉県伊奈町の小学3年、田口夏稀さん(9)、男子は8分13秒の春日井市の会社員、加藤聡さん(42)。三河木材製のトロフィー、鳳来寺山の山頂駐車場近くの売店で1年間有効の五平餅無料優待などの賞品が贈られた。
 矢島さんは「出場者全員が楽しめた。神社仏閣では階段を使って参拝してほしい。来年以降も企画したい」と話した。売店の店主、井出村仁美さんは「登山道からにぎわいが生まれてうれしい」と喜んでいた。
【安藤聡】

 新城市門谷の鳳来寺山登山口から寺まで駆け上がる速さを競う「最速参拝競走in鳳来寺2022」(実行委員会主催)が2日あった。県内外から140人が参加した。最長の1425の石段に挑むコースは、男女とも上位は11分を切った。
 石段を駆け上がるレースは、香川県琴平町の金刀比羅宮(1368段)で1966年から半世紀以上開催され、2015年には国内最多の3333段がある熊本県美里町の釈迦院表参道で「レッドブル白龍走」として開かれた。
 新城市では初開催。名古屋市中村区の「太閤山常泉寺」の副住職、矢島昭輝さんが実行委員長となって企画した。矢島さんは名古屋駅前ののオフィスビル「ミッドランドスクエア」(高さ247㍍)を使った「名古屋ミッドランドスカイラン」(19年)をはじめとする高層ビルや鉄塔の非常階段を駆け上がる競技に出場しており、「階段坊主」を名乗る。
 この日午前10時、登山口から2人ずつスタート。石積みやコンクリート製など、造りや角度の違う階段を駆け上がった。傾斜ある階段では、手を膝に添えてゴールを目指した。
 優勝は女子が10分58秒の埼玉県伊奈町の小学3年、田口夏稀さん(9)、男子は8分13秒の春日井市の会社員、加藤聡さん(42)。三河木材製のトロフィー、鳳来寺山の山頂駐車場近くの売店で1年間有効の五平餅無料優待などの賞品が贈られた。
 矢島さんは「出場者全員が楽しめた。神社仏閣では階段を使って参拝してほしい。来年以降も企画したい」と話した。売店の店主、井出村仁美さんは「登山道からにぎわいが生まれてうれしい」と喜んでいた。
【安藤聡】

石段を駆け上がる参加者=新城市門谷で
石段を駆け上がる参加者=新城市門谷で
ゴールする子どもたち
ゴールする子どもたち
優勝した加藤さん㊨に賞品を贈った井出村さん
優勝した加藤さん㊨に賞品を贈った井出村さん

カテゴリー:社会・経済

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