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第46回 2005年2月24日 講演内容: 拉致問題にかかわって 講演者: 中山 恭子氏 職業: 元内閣官房参与 東愛知新聞 記事から抜粋(2005年2月25日付け新聞より) 東愛知サロン会(会長・藤村圭吾東愛知新聞社社長)の2月例会が23日、ホテルアソシア豊橋で開かれ、元内閣官房参与の中山恭子氏が、「拉致問題にかかわって」と題して講演した。中山氏は「拉致問題は被害者・家族だけでなく日本人一人ひとりに関わる問題。当事者は日本」と強調。常識が通用しない北朝鮮から拉致被害者らを連れ戻すために打ってきた手を振り返ったほか、拉致問題の今後を、「日本にいる工作員が日本の状況や国民感情を報告している。日本人すべてが全面解決をと、叫び続けることが重要」と訴えた。 例会では、藤村会長が「ライブドアのニッポン放送株買い増しをめぐるフジテレビとの確執ばかりが話題を独占。核保有を表明した北朝鮮の問題をおざなりにしてはいけない」とあいさつ。 中山氏も、「拉致問題の関心が薄れていることが最も心配」と話した後、小泉首相の1回目の北朝鮮訪問で「5人生存、8人死亡、2人未入国」の情報を得た直後から、活動してきた内容を紹介。 曽我ひとみさん家族を日本に連れ戻すため、北朝鮮側要求の「北京で再会」は、現地工作員の思うつぼにはまってしまうとの情報分析からインドネシアに切り換えた。 ジャカルタの空港でジェンキンスさんを迎えた曽我さんの熱い抱擁を、間近で見た中山氏。「再会の喜びだけでなかった。『日本に行けば殺される。北朝鮮に必ず戻れ』と指導員から指示され続けていたジェンキンスさんに、曽我さんが『ここはもう、北朝鮮ではないの』ということを理解してもらうため、北朝鮮では人前で許されない行動に。彼女は再会の瞬間までものすごく緊張し、『家族全員で日本に帰るため、私にできることは何でもします』と、必死の決意をみなぎらせていましたから」と振り返った。 また、チャーター機からの移動バスで3人の北朝鮮指導員を切り離し、「39年ぶりに監視や盗聴の無い状態」にしたこと、オーナー夫人が日本人のホテルの協力を得て14階の一角を借り、同階を日本人客で埋め、エレベーターもその階だけカードが無いと開かないようにし、電話もはずしたことなど紹介した。 死亡が伝えられた他の被害者も、「指導員の監視が厳しい国で、水泳でおぼれたり、交通事故死はありえない。そうだったら指導員は管理ミスで極刑です。だから生存を疑いません。国内に今、『拉致問題は終わった』など幕引きの動きがありますが、工作員の動きに注意してほしい」と訴えた。 |