初めての夜間 豊橋市が総合防災訓練
豊橋市は27日夜、豊橋総合スポーツ公園野球場などで、初めての夜間市総合防災訓練を開催した。
新型コロナウイルス禍で訓練は3年ぶり。南海トラフ地震の発生した際に関係機関との連携強化を図る目的で取り組んでいる。夜間訓練は、地震発生が昼夜を問わないことから、関係機関と連携し、迅速的な救助活動が夜間でもできるかを検証するため企画した。
この日、野球場では市消防本部や豊橋署、自衛隊など25機関300人が参加。消防車や救急車など50台の車両が出動した。太平洋沖を震源とする南海トラフ地震が発生。豊橋は震度7を観測、建物倒壊など甚大な被害で多く死傷者がいるという想定。訓練はA~Dエリアに分かれて始まった。
Bエリアは市消防本部は捜索救助犬「HDS-K9」が連携し、倒壊した建物に取り残された人を救助した。救助犬が負傷者を発見し、レスキュー隊員が救助機材を使い、負傷者を安全な場所へ運び出した。Cエリアでは吉田方校区防災会や市女性防火クラブらが、倒壊した家屋からがれきを除去し、負傷者を救出と応急手当てまでの流れを確認した。
総合スポーツ公園のほかに、市立向山小学校で地元の防災会メンバーと高校生が参加して避難所開設訓練を開いた。
浅井由崇市長は「南海トラフが起きても、誰一人取り残すことがなく、みんなで一緒に生き延びことができる地域を目指していきます」とあいさつした。
【林大二朗】
豊橋市は27日夜、豊橋総合スポーツ公園野球場などで、初めての夜間市総合防災訓練を開催した。
新型コロナウイルス禍で訓練は3年ぶり。南海トラフ地震の発生した際に関係機関との連携強化を図る目的で取り組んでいる。夜間訓練は、地震発生が昼夜を問わないことから、関係機関と連携し、迅速的な救助活動が夜間でもできるかを検証するため企画した。
この日、野球場では市消防本部や豊橋署、自衛隊など25機関300人が参加。消防車や救急車など50台の車両が出動した。太平洋沖を震源とする南海トラフ地震が発生。豊橋は震度7を観測、建物倒壊など甚大な被害で多く死傷者がいるという想定。訓練はA~Dエリアに分かれて始まった。
Bエリアは市消防本部は捜索救助犬「HDS-K9」が連携し、倒壊した建物に取り残された人を救助した。救助犬が負傷者を発見し、レスキュー隊員が救助機材を使い、負傷者を安全な場所へ運び出した。Cエリアでは吉田方校区防災会や市女性防火クラブらが、倒壊した家屋からがれきを除去し、負傷者を救出と応急手当てまでの流れを確認した。
総合スポーツ公園のほかに、市立向山小学校で地元の防災会メンバーと高校生が参加して避難所開設訓練を開いた。
浅井由崇市長は「南海トラフが起きても、誰一人取り残すことがなく、みんなで一緒に生き延びことができる地域を目指していきます」とあいさつした。
【林大二朗】