新城で獣害対策講習会
新城市の「山吉田営農組合」は20日、獣害対策講習会を同市下吉田で開いた。ニホンジカやサルを追い払うため花火を使う。
地区は田畑が広がり、農家が米を栽培している。しかし、今月上旬に植えたばかりの苗が食べられるなど被害が続いているという。
鳥獣害対策を啓発するNPO法人「愛猟」(豊田市)の会員を講師に迎えた。鈴木康弘理事長は「野生動物には恐怖と痛みを与えることでその場所に近づかなくなる」と説明した。さらに「森林と畑の間にかかしを設け、動物の近くに花火を放ち、追い込むことが有効だ」と解説した。
組合員21人が受講した。参加者は田んぼのあぜ道から動物駆逐用の花火を手に持って放った。5発打てる。兼業農家の松井茂さん(71)は「苗を食べられた。音の大きさも確認した。地域ぐるみで取り組んでいきたい」と述べた。
愛猟の今中健夫副理事長は「花火を使う場合には近所にも報告を」とアドバイスした。
【安藤聡】
新城市の「山吉田営農組合」は20日、獣害対策講習会を同市下吉田で開いた。ニホンジカやサルを追い払うため花火を使う。
地区は田畑が広がり、農家が米を栽培している。しかし、今月上旬に植えたばかりの苗が食べられるなど被害が続いているという。
鳥獣害対策を啓発するNPO法人「愛猟」(豊田市)の会員を講師に迎えた。鈴木康弘理事長は「野生動物には恐怖と痛みを与えることでその場所に近づかなくなる」と説明した。さらに「森林と畑の間にかかしを設け、動物の近くに花火を放ち、追い込むことが有効だ」と解説した。
組合員21人が受講した。参加者は田んぼのあぜ道から動物駆逐用の花火を手に持って放った。5発打てる。兼業農家の松井茂さん(71)は「苗を食べられた。音の大きさも確認した。地域ぐるみで取り組んでいきたい」と述べた。
愛猟の今中健夫副理事長は「花火を使う場合には近所にも報告を」とアドバイスした。
【安藤聡】