自治会向けにデジタル講習
豊橋市内の51校区を対象にした今年度の「自治会デジタル応援講習」が始まった。26日は、八町校区市民館で八町、松葉、松山、新川、向山の5校区の自治会員に向けた講習があった。
自治会は、広報物配布や資源ごみ回収の集積所運用、防犯啓発などを担う。一方で、加入率の低下や役員のなり手不足が問題になっている。1996年には82%だった加入率が、2022年には69%にまで下がっている。さらに役員は行事や会議への参加が求められ、負担が大きいという声もある。そこで、役員の負担軽減や若年層の加入促進に向け、市は22年に応援講習を始めた。
講習には自治会員12人が参加。ファイルの格納ができる「Googleドライブ」や、大人数でメッセージのやり取りができる「オープンチャット」、翻訳アプリの使い方を学んだ。講師の実演指導や資料を見ながら、スマートフォン片手に学んだ。個人情報流出のリスクについて、講師が「データの取り扱いのルールを事前に決めておくことが大切」と説明した。
【北川壱暉】
豊橋市内の51校区を対象にした今年度の「自治会デジタル応援講習」が始まった。26日は、八町校区市民館で八町、松葉、松山、新川、向山の5校区の自治会員に向けた講習があった。
自治会は、広報物配布や資源ごみ回収の集積所運用、防犯啓発などを担う。一方で、加入率の低下や役員のなり手不足が問題になっている。1996年には82%だった加入率が、2022年には69%にまで下がっている。さらに役員は行事や会議への参加が求められ、負担が大きいという声もある。そこで、役員の負担軽減や若年層の加入促進に向け、市は22年に応援講習を始めた。
講習には自治会員12人が参加。ファイルの格納ができる「Googleドライブ」や、大人数でメッセージのやり取りができる「オープンチャット」、翻訳アプリの使い方を学んだ。講師の実演指導や資料を見ながら、スマートフォン片手に学んだ。個人情報流出のリスクについて、講師が「データの取り扱いのルールを事前に決めておくことが大切」と説明した。
【北川壱暉】